SF映画術 ジェームズ・キャメロンと6人の巨匠が語るサイエンス・フィクション創作講座
- DU BOOKS (2020年9月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866470955
作品紹介・あらすじ
昨年『アリータ:バトルエンジェル』が大ヒット!
SF超大作『アバター』の続編の公開が待たれる巨匠ジェームズ・キャメロンが、
ハリウッドで活躍するSF映画界の重鎮たちを招いて、SF映画談義。
サイエンス・フィクションの各ジャンルについて、
また、SF映画のこれまでと、未来について熱く語る。
コンテンツ(予定)
●まえがき 我々人類はどこからきて、どこへ向かうのか。SF作品の根源的テーマについて。
by ジェームス・キャメロン
●Lesson1 ジェームス・キャメロン/すべての始まりは『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す』(1956)
・コラム1 地球外生命体 by ゲイリー・K・ウルフ
●Lesson2 スティーヴン・スピルバーグ/『水爆大怪獣映画ゴジラ』(1954)にみる地球外生命体の存在意義
・コラム2 宇宙空間 ブルックス・ペック
●Lesson3 ジョージ・ルーカス/宇宙船を愛する先にあったスペース・オペラの世界
・コラム3 タイムトラベル by リサ・ヤスゼック
●Lesson4 クリストファー・ノーラン/『2001年宇宙の旅』(1968)に見る「場所」を超越した「時空」の世界
・コラム4 モンスターの肖像 by マット・シンガー
●Lesson5 ギレルモ・デル・トロ/ホラーとSF世界の共通する魅力=未知なる生物、モンスターへの恐怖
・コラム5 ダーク・フューチャー by マット・シンガー
●Lesson6 リドリー・スコット/ダーク・フューチャーが語ること。『雨の中の涙モノローグ』
・コラム6 人工知能 by シドニー・パーコウィッツ
●Special Lesson アーノルド・シュワルツネッガー/『ターミネーター』に端を発した人工知能をテーマとした映画
●あとがき 未来における未来とは? ポップカルチャーから見るSF映画の今後。
by ブルックス・ペック(ポップカルチャーミュージアム、キュレーター)
感想・レビュー・書評
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シュワルツェネッガーとの対談が全然かみ合ってなくて笑える。
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ノーマンの章を読了。これまでどういう作品を吸収してきたのか、SFとはなんのためにあるべきなのかなどの監督がSFファンとしての思想が対談形式で書かれている。
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3.2
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あっさり読めた。著者が豪華で期待しすぎたのかもしれないが、少々物足りなかった。
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「映像作品の作り手」つながり。
内容:ジェームズ・キャメロン監督がハリウッドで活躍する重鎮たちを招いて、SF映画談義。各巨匠が自身のインスピレーション源を語り尽くす。 -
キャメロンがホスト役を務めたテレビ番組を書籍化したもので、スピルバーグ、ルーカス、ノーラン、デル・トロ、スコットの5人(登場順)の映画監督、そして俳優シュワちゃんとの対談が記録されている。内容はSF映画をメインにした雑談に過ぎず、サブタイトルの「創作講座」は盛り過ぎかと……。でも興味のある人には楽しめる内容だとは思う。ぼくもガキの頃から筋金入りのSFファン(小説も映画も)なので、登場する作品のどれもが懐かしく、監督たちの話に共感した。しかしこの人達の才能は本当にすごいなあと改めて感心してしまう。