- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866510774
感想・レビュー・書評
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再読。
初めて読んだときの感動は超えられなかったがとても面白かった。
書きぶりが易しく、例えが多いので、分量の割にはかなり読みやすい。
「死とはなにか」定期的に考えてしまう人にはかなりおすすめ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2階集密 : 114.2/KAG : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410163024
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前半の定義の問題の話は興味がない。第四章以降はそれなりに面白いが、「死は悪である」ことにするために「緩やかな存在要件」を採用している感じがして、その点についてはとても気持ち悪かった。
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読みづらいのは翻訳が幾分か悪いのだと思う。
内容の展開が冗長であったり、ストレートとは言えないところは作者のせいだが、その文をさらに冗長に感じさせる語尾の処理であったりは訳者のせいだろう。また、一人称に対して「シェリー先生の見解」といった第三者視点の見出し作成も気持ち悪い。
けれどこれに関しては原文を確認する必要がある。
加えて、哲学的に論理的に死について検討するスタンスであるのに「思う」や「信じる」という主張の提示が多用されている。これも原文をぜひ確認してみたい。 -
死の概念が学べる本。観点が哲学的切り口なのか、理解するのが難解な点があった。
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哲学的内容を省いて今興味ありそうなところだけの抜粋版。
一般的にはこれでも十分読みごたえがある。
死を考える取っ掛かりとするも良し、こんな考え方もあるんだなと読むも良し。
精神的に余裕のある人向けではある。 -
大学の講義とか聞いたことないけど、すごく理論的で理屈っぽさはあった。でも死と生の境界線の意識は学べた本でした。
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こんなに「死」を深堀して考えたことなかったので読んでいる間楽しい時間だった。哲学的な部分は読むのが大変に感じてしまったが、死はどのような状態をいうのか、死の何が恐いのか、不死は良いことなのか、自殺はどのように考えたらいいのかなど、死に直面する前に考えておきたいことばかりだった。
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脳死、自殺、安楽死、、についてさまざまな思考実験が提供される。全体に、文明が進化していく、楽しみやする価値のあることは加速度的に増えていくという視点の考察がないのでは。そのため不死についての議論が薄くて残念。