超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な"方法

著者 :
  • 文響社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866511344

作品紹介・あらすじ

10万部突破のシリーズ第2弾が、
「さらに科学的」「さらに効果的」になって、新登場!

医療現場で実証済み!

「地頭がいい」とは、このことか!!
思考の質とスピードを同時に上げる 「ワーキングメモリ」の鍛え方!

第1章【マルチタスク】
「やることがたくさんありすぎて、何から手をつけたらいいのかわからない」、という
いわゆるマルチタスク状態への対策をお話しします。
『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法』でもお話ししたとおり、
私たちの脳は、そもそもマルチタスクができません。
脳のこのような特性を踏まえたうえで、
次々と湧いてくる仕事をこなすための方法を身につけましょう。

第2章【時間管理】
よく私たちは、何かができない理由に「忙しいから」といいます。
では、たっぷり時間があると、はかどるのでしょうか? 
いえいえ、かえってだらだら過ごしてしまって、
結局最後に急いで作業をした、なんて経験があるかもしれません。
脳がどのように時間を捉え、仕事の配分をしているのかを知って、
時間を有効に活用するトレーニングをしましょう。

第3章【見落とし】
見落としによるミスを防ぎます。
「探し物を探すと見つからないのに、探すのをやめると見つかる。しかも目の前にあった」。
こんな「見落とし」によるミスの仕組みを知り、
脳が見間違いを起こす場面をうまく避ける力を鍛えましょう。
さらに一歩進んで「脳の間違い」を意識的に発見するトレーニングもしていきます。

第4章【効率のよい学習法】
時間がない社会人が効率よく学習するための方法を、
脳について現在明らかになっていることから見つけていきます。
学生時代の勉強法とは異なる、社会人なりの勉強法が、
何歳になっても学び続けたいと願う方をサポートします。

第5章【継続力】
何をしてもすぐにつまらなくなって飽きてしまう。
それは、飽きっぽい性格が原因なのではありません。
脳には快楽を得るための仕組みがあり、その仕組みが働く限り、満足感を得続けることができないのです。
ワーキングメモリを活用して、いい意味での「没頭できる状態」をつくりましょう。

第6章【選択する力・後悔しない力】
最終章では、自分が満足できる選択をする力を扱います。
「口コミやレビューを見れば見るほど決められなくなる」「決めたことを後悔する」といった
状況を防ぐためのトレーニングをしていきます。
情報のスピードに振り回されず、能動的に情報を扱えるようになりましょう。

「何から始めたらいいか」がいますぐわかる! 
やるべきことを、速く・正確にこなすための1冊です!

感想・レビュー・書評

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  • スピードは正義
    職場で常に言い続けてる言葉です。
    本書は「仕事の処理速度」を上げる本です。

    「地頭のよさ」は「ワーキングメモリ」が決めていた
    ワーキングメモリは
    「必要な情報をいったん頭の中に置いておいて使いやすいように加工しその情報を使う場面になったら取り出せる記憶」
    とされています。
    ワーキングメモリは目の前を通り過ぎる無数の情報を使いこなしオーバーフローさせずにいかに取捨選択して上手く使うかにかかってきます。
    僕は知識と経験をストックしておくことでいつでも出せる状態にしたいと思っています。
    基本的に考えながらしゃべるというかしゃべりながら考えるというか。
    口と頭を別行動にできるくらい独立して動かすことを目標にしてます。

    「情報の扱い方とワーキングメモリをトレーニングすることで行動力や仕事の能率を上げられる」
    ワーキングメモリはマルチタスクに必須の記憶力で鍛えることができます。
    頭の中にふわっと記憶しておくことでいつでも出せるしいつでも加工して繋げることができるようにしてます。

    ワーキングメモリの3つのプロセス
    ①情報をすぐ使える状態でストックする
    ②ストックした情報を加工してつなげる
    ③必要な情報をつなぎ合わせて使う
    いつか使うかもしれない情報を頭の中で加工してつなげてストックしておく。
    けっこうやってますね。
    知識をすぐに使うよりも寝かせた方が上手く使えることがあります。
    加工作業が挟まることで違うインプットと繋がって活用できるようになるんやなと思います。

    「ワーキングメモリを使った勉強法」
    インプットだけよりもアウトプットが大切というのはよく言われます。
    その方法が図式化よりも自分の言葉に置き換えて言語化する方が良い。
    自分の中のバラバラの知識を組み上げる言語化はワーキングメモリを使う勉強法とバッチリ合うようです。
    これは目から鱗でした。
    司法試験も知識を文章化して問題を解くものでした。
    今からでも間に合うかな…σ^_^;

  • 他のことをしたいと思っていても義務を果たすことができる目標設定、人の目標設定達成を手伝う。フローになるために。眠くない、明確な目標がありそのためのフィードバックがある、能動的に取り組んでいる。脳は環境に合わせて働きを変える。勉強は分割する。復習はできなかったところだけ、テストは全体をやり直す。言語化アウトプット>図式化。検索は時間を区切る。5分とか。注目する要素を一つに絞る。情報量を減らす。聞き流していて、引っ掛かるところがあったら集中するために、落書きしている。自分の関心ごとやテーマを明確にしておく。結果より過程に注目する。

  • 全体的に浅い、How to 本なのか、理論本なのか、著者は学者ではないと思うので中途半端な印象
    読んでないけど第一弾の方が良いのかも

  • 自分のやる気のなさはわざわざマルチタスクで脳を働かせていたせいなのかもなとこの本を読んで感じた。
    それこそ、仏教ではないがもっと一つ一つのことに集中して取り組み、ワーキングメモリを鍛えたい。
    また情報社会の弊害、SNSですぐに得られる快楽(ドーパミン)により継続力の低下がみられることや飽きっぽさが現れることが書いてあり、そうだよなあと分かってはいるもののなかなか手放せないので反省したい。
    効率の良い勉強方法に関しては、インプットよりアウトプットが効果的、またスキマ勉強の方がまとまった時間をとって勉強するより記憶への定着率が良いということで、今後何か勉強するときには意識したいと思った。

  • どうすれば今の仕事を早く終わらせられる様になるか、と悩み本書を読み始めました。

    本書では、ワーキングメモリにスポットライトを当てながら脳の仕組みと一緒にどうすればワーキングメモリを鍛えられるかを学ぶ事ができた。

    一方で表現的に分かりにくい所が何点かあった。

    下記メモ
    ・マルチタスク×
    └それだけに集中して作業をする。
    └情報を俯瞰的に見て、目的を持って作業をする。
    └姿勢よく仕事に取り組む。

    ・時間管理スキル
    └個人的な目標を立てて脳の中で立てる。その上で行動計画を立てる。
    └予定が決まれば、遂行までを具体的に考えておく事で何度も思い出す。(1日3回思い出す。)

    ・集中力を高めミスを無くす
    └トップダウンの意識とボトムアップの意識の存在を知り、トップダウンの意識に集中する。
    └ボトムアップで入ってくる情報もワンクッション置いてみてみるとそんなに必要な情報ではない場合がほとんど。
    └フィルターA.B.Cの様に、ポイントを押さえたフィルターを設けて何度か履行する。
    ・効率の良い学習法
    └インプットした物は必ずアウトプットする。(言語化する。
    └スキマ時間を使って勉強する。
    └別の事も並行して勉強する。 

    ・継続力を高める。
    └フロー状態を作り出す。(眠くない環境/明確な目標設定/人の為に能動的に動く。)
    └目的を手段に変える。
    └待てない脳をたまに待たせてみる。

    ・自分の選択に納得感をもつ。
    └出てくる情報は割り切る。
    └自分なりの目的意識をもつ。

  • ◯何にでも首をつっこんでしまうのは、マルチタスクになっているかも。
    ・どうしても自分がやらないといけない仕事以外は、手をださないようにする。
    ・姿勢を正す
    ◯忙しいは、脳がつくりだしている。
    ◯時間管理スキルを上げる。
    ・私たちはいつでも未来について考えすぎている。
    ◯睡眠コアタイム(1週間、毎日必ず眠っている時間)を増やす

    今ここに集中することだなって思った。

  • 聴き放題
    いい本だった

  • ワーキングメモリを緩急をつけて使う。
    フロー状態を生みやすく暮らす。
    複数の学習を並行して進める。
    短時間でもコンスタントに続ける。
    睡眠コアタイムを増やす。
    自分の目標を持つ。
    他人の目標を自分のものにする。

  • 「すぐに行動する」ための方法を科学的根拠を示し教えてくれる本書。
    これを読めば行動を起こせなかった人でも改善できます!

    ・脳はマルチタスクができない!?
    →いつもより大量のエネルギーを消費して疲れてしまうから
    ・マルチタスクが作業効率を下げるワケ
    →順化から脱するために無理やり新たな情報を得ようとしてしまうから
    ・アナタのマルチタスク脳レベルは?
    →4・5レベルはヤバイです。すぐに改善しましょう!
    ・マルチタスク脳から抜け出す方法
    →目的をもって正しく良い姿勢によってマルチタスク脳から抜け出せる

    ■ワーキングメモリとは?
    必要な情報を頭の中に一度置いておき
    使いやすいように加工し
    必要なときに取り出せるよう記憶すること

    ・ワーキングメモリが容量オーバーすると?
    →たくさんのミスをするようになります
    ・ワーキングメモリ3つのプロセス
    →ためる、つなぐ、つかう
    ・ワーキングメモリが低下すると「待てない脳」になってしまう!?
    →「待てない脳に」なると無気力な日々を過ごすことになってしまいます
    ・脳をフロー状態にしよう
    →自分を一段高みへ成長させることができます

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著者プロフィール

作業療法士。国際医療福祉大学卒。民間病院精神科勤務を経て国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。現在は都内心療内科で睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修も全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集めている。主な著書に、14万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、12万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。同じく作業療法士の妻と2児の子育て中。

「2023年 『10歳から育てるすぐやる行動力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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