たまごの魔法屋トワ 1

著者 : 宮下恵茉

• 文響社 (2020年4月9日発売)

作品紹介・あらすじ

「あなたのおなやみ、解決します★」

トワは見習い魔女。
10歳の誕生日に、ふしぎなうさぎのぬいぐるみと出会い…。
思いがけず伝説の「たまごの魔法屋」となって、
ニンゲンたちのこまりごとを解決します！

小学生に大人気の作家・宮下恵茉がおくる新シリーズ★

魔女とニンゲン。
たとえ種族がちがっても、あいだに暗い過去があっても、
嬉しいことや悲しいことを感じる気持ちはおなじ。
だれかと心が通じ合う時の喜びを教えてくれる、すてきな物語です。


●著者はじめての、低中学年向け読み物シリーズ
●小学２年生から読める！（すべての漢字にふりがなつき）
●ひとり読みをはじめた女の子にぴったり！
●巻末にオリジナル・ポストカードつき♪

感想・レビュー・書評

[さつきさんの感想 · 2023年2月12日]

人間に心を開くことを禁じられている魔法界で、トワの優秀な姉が人間に恋をして、古の魔法で閉じ込められている。
姉を助けるために、トワは人間の悩みを晴らす卵の魔法使いになる。
かわいらしいお話でした。

[ありーさんの感想 · 2022年2月12日]

表紙の絵が可愛くて借りました。とても読みやすいです。可愛い絵が好きな娘も気にしてました。小学校中学年になったらよめるかな？
続きものなので、また借りて来ようかと思います。
（可愛いらしいはなしなので、暇な時にサクッと読みたいのには最適です。）

[ゆらぎさんの感想 · 2022年1月30日]

あんびるやすこさんと、少し似たような系統のお話。
キャラクターやそのセリフは、はあんびるさんより今時な感じ。ファンタジー好きな女の子なら小学校中学年くらいまで楽しめるはず。

[ymkmさんの感想 · 2020年6月24日]

5.6 気に入って何度も読んでいた
女の子が好きな要素がたくさん

[ひげうさぎさんの感想 · 2020年4月24日]

十さいのたんじょう日をむかえたトワは
「魔法皆伝」の儀式で魔力の封印をとかれ
一人前の魔女になりました

手にしたほうきにまたがって
ゆくえがわからないおねえちゃんのミクをさがしに
ニンゲン界をめざします

手がかりをもとめてむかった裏通りで出会ったのは
古道具屋をいとなむなぞの魔法使い

もらったぬいぐるみのチュチュが金色にかがやいて
チュチュのポケットに金色に光るたまごがあらわれたのです

そのたまごをわってみると
だれかの声がきこえてきました

『汝、たまごの魔法屋となるべし。
　隣人に感謝され多彩な心を得よ。
　さすれば古の魔法をとくことができるなり……』

たまごの魔法屋になったトワは
ニンゲン界にむかいます

《10さいの魔女トワと、なやめるニンゲンたちの物語》

『龍神王子』『学園ファイブスターズ』『キミと、いつか。』など児童文庫で大人気
『ガール！ガール！ガールズ！』『あの日、ブルームーンに。』などＹＡにもベストセラーを持つ宮下恵茉が放つ新シリーズ

ふんだんなさし絵に総ルビづかい
パステルカラーのカバーに子どもの手になじむ判型
厚紙の口絵にスペシャルポストカード

幼年童話・絵童話と児童文庫・ＹＡのあいだの読者をターゲットに
「うんこドリル」の文響社が挑戦する

著者プロフィール

京都市在住。『ジジ　きみと歩いた』（Gakken）で、小川未明文学賞大賞、児童文芸新人賞を受賞。主な作品に、「竜神王子！」シリーズ、「好きって言って！」シリーズ（以上講談社）、「キミと、いつか。」シリーズ（集英社）、「たまごの魔法屋トワ」シリーズ（文響社）などがある。

「2023年 『ひみつの魔女フレンズ　ふたりをむすぶトクベツな魔法』 で使われていた紹介文から引用しています。」