たまごの魔法屋トワ3 さくら色と銀の空

著者 : 宮下恵茉

• 文響社 (2021年8月5日発売)

作品紹介・あらすじ

「あなたのおなやみ、解決します★」

トワは見習い魔女。
10さいの誕生日に、ふしぎなうさぎのぬいぐるみと出会い……。
思いがけず伝説の「たまごの魔法屋」となって、
なやめるニンゲンたちのこまりごとを解決します！

今回トワが出会ったのは、はじめての恋になやむ女の子、ハルカ。
「わたし、今すぐかわいくなりたい！」
その願いをかなえる魔法は……。

●小学２年生から読める！（すべての漢字にふりがなつき）
●ひとり読みをはじめた女の子にぴったり！
●巻末にしおり、メッセージカード、時間割表つき♪

感想・レビュー・書評

[さつきさんの感想 · 2023年2月27日]

おしゃれ回でした。
地味な女の子が魔法のたまごの力でどんどん可愛くなっていくところが素敵でした。
でも、魔法で美少女になっても好きな男の子は、ありのままの女の子のことが好きで……というお話で、感動でした。

後半は、お話が前に進みました。
フロウのお店が見つかって、魔法のたまごで誤魔化して、フロウは消えてしまいます。続きが楽しみです。

[ありーさんの感想 · 2022年3月4日]

可愛い。
洋服屋さんも可愛い。
さらりと読めます。
悪意がない話なので、心地よいです。

[ひげうさぎさんの感想 · 2021年8月22日]

【きょうの一冊】

『たまごの魔法屋トワ３ さくら色と銀色の空』
　宮下恵茉×星谷ゆき／文響社

たまごの魔法屋になった見習い魔女のトワ

隣人に感謝され、多彩な心を集めるため
ぬいぐるみのチュチュといっしょにニンゲン界にむかいます

ゆくえがわからない姉ミクの手がかりをさがしに……

すみれ坂で出会ったハルカのなやみごとは
「……だって、わたし、ぜんぜんかわいくないから」

ハルカが自信がもてるように願ってトワがチュチュをだきしめると
チュチュのおなかのポケットにさくら色のたまごが入っていました

そのたまごを割ると、中からとびだしてきたのは……

《10さいの魔女トワと、なやめるニンゲンたちの物語》

児童文庫からＹＡまで多数の人気作を持つ宮下恵茉が『ひみつの魔女フレンズ』(シリーズ既刊２冊)とあわせて中学年の女の子に贈るキラッキラなシリーズ第３弾、2021年８月刊

ふんだんなさし絵に総ルビづかい
パステルカラーのカバーに子どもの手になじむ判型
おまけのページにはカラフルなポストカードとしおりつき

２つのお話が入って楽しみも２倍の１冊

幼年童話・絵童話と児童文庫・ＹＡのあいだの読者をターゲットに
「うんこドリル」の文響社が挑戦する

著者プロフィール

京都市在住。『ジジ　きみと歩いた』（Gakken）で、小川未明文学賞大賞、児童文芸新人賞を受賞。主な作品に、「竜神王子！」シリーズ、「好きって言って！」シリーズ（以上講談社）、「キミと、いつか。」シリーズ（集英社）、「たまごの魔法屋トワ」シリーズ（文響社）などがある。

「2023年 『ひみつの魔女フレンズ　ふたりをむすぶトクベツな魔法』 で使われていた紹介文から引用しています。」