夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク

著者 :
  • 文響社
3.99
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本棚登録 : 4178
感想 : 259
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  • Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866514970

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計460万部最新刊!
えっ!? 自分、「夢」がないやて? ほな「夢の見つけ方」教えたろか。

平凡な会社員を「宇宙一の偉人に育てる」と宣言したガネーシャ。しかし、彼には「夢」がなかった――。
新キャラ・バクとガネーシャの父・シヴァ神も登場する、「夢とは何か?」「夢は本当に必要なのか?」を解き明かす、夢ゾウシリーズの原点「0(ゼロ)」ついに登場! 

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第4弾。
    今回も夢をかなえるゾウの神様ガネーシャが大活躍。
    夢を持たない会社員の主人公にガネーシャが夢の持ち方を教授する。
    夢を食べるバクとガネーシャの父神様シバァも初登場し、漫才のような掛け合いが繰り広げられる。

    周りに合わせて生きてきたばかりに、自分の好きや興味、夢がいつの間にか分からなくなってしまっていた。
    そんな主人公が自分と向き合い、少しずつ成長していく姿が描かれる。
    ガネーシャと父との確執にも初めて触れられる。神様であるガネーシャがとても身近に感じられ、ますます好きになった。

    自分が過去にいろいろと悩み自己啓発本やビジネス書を読み漁っていた時期に出会ったのがこのシリーズ本。
    読んで心が動いた瞬間があり、小説のよさを実感し、それからは小説ばかり読むようになった。
    自分を小説の世界に導いてくれた本でもある。

    笑いあり、涙あり、学びありの本書は、自己啓発本でもあり小説でもある。と、勝手に思っている。
    またガネーシャに会いたいな。

    • 松子さん
      ひろ、おつかれぃ
      ひろの大切な一冊なんだね(^^)
      そんな素敵な本に出会えるなんてすごいなぁ
      hibuさんもこの本オススメしてたなぁ
      人の心...
      ひろ、おつかれぃ
      ひろの大切な一冊なんだね(^^)
      そんな素敵な本に出会えるなんてすごいなぁ
      hibuさんもこの本オススメしてたなぁ
      人の心に残るお話なんだね(´∀`*)
      2023/02/05
    • ひろさん
      まつ、おはよ~♪
      ありがと!そうなの心に残るお話なの♪
      関西弁で自己愛に満ちたガネーシャが最高におもしろくって(ˊᗜˋ*)笑
      ガネーシャのフ...
      まつ、おはよ~♪
      ありがと!そうなの心に残るお話なの♪
      関西弁で自己愛に満ちたガネーシャが最高におもしろくって(ˊᗜˋ*)笑
      ガネーシャのファンになっちゃった໒・‎υ )´♡
      2023/02/06
  • 「夢がない」という主人公に驚くガネーシャ・・・
    いや、そうなのよ、夢がないのよ、と主人公に大いに共感するので、読まずにはいられなかった。

    ガネーシャが主人公に教えることひとつひとつに納得。こういった物語形式で、しかも、あのガネーシャに教えられると素直に聞けるってもんよ。

    自分に夢がない理由のひとつは主人公と同じように、「他人の価値観のうえのレールを歩いてきたこと」だと再認識した。特に中学生以降は県内有数の公立高校(田舎なもんで公立が当たり前とされていた)に進み、できれば国立大学に入り、いい会社に就職し・・・と。しかも、自分でも悲しいことに、そこに何の疑問も嫌悪も抱かずにそこそこの歳まできてしまったこと。つまり、「自分で考える」ことをしてこなかったんだと愕然としたのはいくつの時だったか。

    他にもガネーシャが指摘したのは、インターネットやスマホの普及にともなって、短期的な欲求ばかりを満たし、長期的な目線で物事に取り組めなくなり、結果、夢を持つことができなくなっているということ。これには、本当に大きく頷いた。夢を持って、それを叶えるって、ほとんどが長期的だし、痛みや苦しみを伴う。これを避けようとしてしまって、短期的に満足感が得られる欲求ばかりに目が行ってしまうんだなぁ・・・

    このように、どこかで見聞きしたこともたくさん含まれていたけれど、つまり、それが本質なんだと思える内容で、いつものガネーシャ節もおもしろく、さらにガネーシャの生い立ちがわかり、ガネーシャ自身も自分の傷と向き合うという壮大な(笑)物語だった。

    読んで損はない。読むと前向きになれる。さすがのガネーシャシリーズだった。
    (釈迦に関して、最後に回収されてよかった・・・途中、すごく心配してしまった。)

    満足して本棚に並べようとすると、ん?「夢をかなえるゾウ4ガネーシャと死神」がなかった。読んでいなかった・・・!ガネーシャ様~!今すぐに買いに行きます~!

    • ちゃちゃまるさん
      「他人の価値観のうえのレールを歩いてきたこと」これは本当に重要なフレーズですよね。私も同じですが、漫然とレールを歩いてきた多くの人たちが仕事...
      「他人の価値観のうえのレールを歩いてきたこと」これは本当に重要なフレーズですよね。私も同じですが、漫然とレールを歩いてきた多くの人たちが仕事を始めて大いなる悩み抱えているのが現状だと感じています。
      読書を通じて置かれている状況を見つめることがどれだけ価値あることなのか、それを体現するフレーズのひとつですね!
      2022/12/20
    • URIKOさん
      >ちゃちゃまるさん

      コメントありがとうございます。コメントいただいていることに今頃気づきました。現状を的確に表現されていて改めてグサっとき...
      >ちゃちゃまるさん

      コメントありがとうございます。コメントいただいていることに今頃気づきました。現状を的確に表現されていて改めてグサっときました(笑)
      2023/01/11
  •  人生で初めて夢を叶えるゾウシリーズを読んでみました。夢を持たない主人公が夢を見つけていくというシンプルなストーリーです。私は今仕事をしていて、プライベートも楽しいと感じています。しかし、そんな今だからこそ次に何をするかと言われた時に不安になることもあります。

     本書はそんな漠然とした不安を持つ私のような人にもぜひ読んでほしいと思いました。本書はマインド(考え方)を教えてくれるフェーズが多いのですが、私のお気に入りは主人公がガネーシャと合宿に行くシーンです。ホテルに泊まり、スマホを封印してデジタルデトックスをしつつやりたくないことからやりたいことを見つけるという流れです。

     この方法はぜひ実践してみたいと思いました。ここで見つかるやりたいこととはきっと「ラーメンが食べたい」とか「どこどこへ行きたい」などの目の前の欲求ではなく、人生の軸となる方向を決めてくれる羅針盤になると直感で感じました。本書は学びがとても多いですが、小説になっているので読書が苦手な方でも楽しく読み進められると思います。ただし、その分導入までのストーリーが長いですので効率重視で学びを得たい方には合わない部分もあるかもしれません。

  • 関西人風のギャグ神から与えられる宿題は自分にとっても挑戦する事で見えてない世界が実際見えてくるのかもしれない。心に響くフレーズあり。

  • 出てくる偉人たちと出される課題の背景の言葉の数々が本当に胸に刺さる。

    笑える自己啓発本として、物語としても面白いし気づきや学びに満ち溢れていて、これもまた、人生の道に迷ったら読み返したい大切な本。

  • 毎回読む度に自分も変わろうかなって思わせてくれます。
    思うだけですが…
    今回も安定の面白さでした。

  • Audible読了
    実質5作目にあたるゼロ。
    脂の乗り切ったキレキレの笑いと、自己啓発のエッセンスが詰まっている。かと思いきや、中盤から失速した感がある。
    未知を怖がるな、痛みをバネに突き進め。
    言葉は有り難いのだが、「夢を見つける」というテーマでいくと、結局のところ、周りも自分も幸せになる方法を見つけなさいという抽象的なものに落ち着く。

    スマホやめとけ、はちょっと痛く刺さった。
    受け身に流されるな、と読みかえておくことにした。

  • 人気の本ということで読んでみました。

    早送りしたくなった。

    私には主人公みたいな悩みが無いからかもしれません。

  • 500ページにも及ぶ厚い一冊でしたが、シリーズ初期はオーディオブックで聞いていたためガネーシャ様のあの大阪弁があの声であのまま浮かんできて面白くスイスイ読めた。
    有名な人の有名なセリフやエピソード、紹介される本の内容なども、この本を読むことで自分事として落とし込めたような気がする。
    私もガネーシャみたいなマブダチが欲しいなぁ。
    バクの例えばなしは少々しつこい。

  • ビジネス書評
    読書レベル 初級
    ボリューム 541頁
    読みやすさ ★★★★★★!
    知識・教養 ★★★★★
    理解度   ★★★★★
    実現度   ★★★★★
    影響度   ★★★★★★!
    一言感想:易しく、そして優しく自己啓発したい方に超オススメです。
    『夢をかなえるゾウ』はシリーズ5作目となる、定番の自己啓発本です。今回は、夢を食べるバク、ガネーシャ様(さん)のおとんが初登場。相変わらずクスクス笑いが止まらないエンタメ自己啓発本でした。

    自己啓発本である夢をかなえるゾウシリーズの最大の魅力は「ストーリー」です。この軸となる「ストーリー」が本当に面白い。前半はクスクス笑いが止まらず、後半に至っては感動の涙無しでは読みません。その中でも様々な偉人の格言や自己成長に繋がる本質的な部分はしっかりと押さえられていて、主人公がガネーシャ様(さん)の課題に取り組んで得られる『気付き』から『行動する』事の大切さを理解できます。

    また、自己啓発本としては1冊で完結しますが、ストーリーとしてはシリーズを通じて登場しているキャラもいますので、ストーリーもより深く楽しんで自己啓発したい方は、1巻から読む事をオススメします。このシリーズ、全部面白いので!

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著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる!』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ4(文庫版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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