起きたら20年後なんですけど! ~悪役令嬢のその後のその後~ 1 (アリアンローズ)

著者 : 遠野九重

• フロンティアワークス (2017年12月12日発売)

感想・レビュー・書評

[だまし売りNoさんの感想 · 2022年5月3日]

「小説家になろう」掲載小説。漫画化された。悪役令嬢物の亜種である。亜種であって悪役令嬢物のテンプレートとはかなり異なる。主人公フィオリア・ディ・フローレンスは、悪役ではない。領地を改革する革新的な存在である。「王都にはびこる麻薬組織の本拠地を更地に変えた」という武勇伝がある。エンタメ作品では依存性薬物で利益を上げる側が悪玉であり、それと対立する側が善玉である。婚約破棄の罪状のテンプレになっているヒロインへの嫌がらせも冤罪であった。フィオリアはチート的な強さを発揮する。いかにも、なろう小説である。

[lovenovelsさんの感想 · 2021年3月6日]

何でも自分の力で解決できてしまいそうなフィオリア。毒殺されそうになって、20年間も眠ったままだったと聞いても、そこまでショックを受けてなさそう。むしろ、周りの人がどう変わっているのか楽しんでいるようにも見える。物理的な攻撃には絶対に負けなさそうだけど、恋愛関連には弱そうなフィオリア。今後、どうなっていくのか楽しみ。

[kina-koiさんの感想 · 2018年8月16日]

転生あまり関係ないけど一応悪役令嬢もの。
ひたすら強い公爵令嬢フィオリアが『暴風の女帝』呼ばれるように、圧倒的な強さで敵を殲滅する。

番外編『彼が彼女に出会った日のこと』フィオリアと万能執事となるレクスオールの出会い。

著者プロフィール

なろう出身作家。三重大学医学部卒。研修医期間中に執筆活動を開始。現在は脳外科医。アリアンローズより『張り合わずにおとなしく人形を作ることにしました。』1～4巻、『起きたら20年後なんですけど! ～悪役令嬢のその後のその後～』シリーズ、徳間書店より『異世界から能力そのままに勇者が戻ってきました。 』刊行中。

「2023年 『異世界で手に入れた生産スキルは最強だったようです。　～創造＆器用のWチートで無双する～　5』 で使われていた紹介文から引用しています。」