老後の運命は54歳で決まる! ~第二の人生で成功をつかむ人の法則~
- きずな出版 (2018年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866630571
感想・レビュー・書評
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読んでいて昭和の女性週刊誌を読んでいる気分(読んだ事はないけれどイメージとして)であった。根拠の有無に関わらず自分にとって響くものは見当たらず読了したという感じ。
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私のペンネーム”文野巡"の名付け親、
櫻井秀勲先生の最新刊。
人生100年時代。
なのにサラリーマンの定年は60歳というところが大半。
身体は弱ってくるし、
年金だけじゃ暮らしていけないし、
この先いったいどうすればいいんだ~!
と嘆いているそこの40代、50代のあなた。
人生の大先輩である櫻井秀勲先生のこの本を読んで
いまからできることを始めた方がいいですよ~(^○^)
出版時点で87歳の櫻井先生。
80歳を超えてから新たに始めたことは数知れず。
例えば……
・オンラインサロンの開設
・新会社の設立
・Himalayaで音声配信を開始
・etc...
バイタリティーあり過ぎです。
この本には、そんな櫻井先生のように
いつまでも元気で、活躍できる人間になるためには
どうすればいいか? の答が詰まっています。
寂しい老後を過ごさないためにも
ぜひいまから櫻井先生を見習っていきましょう。 -
ずっと仕事をして、元気でいます
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この言い切り感がすごいと、ブックオフで購入。
著者はもう80くらいのようだが、人生の先達から見て、人の折り返し点、節目、セカンドステージへの心構えとは何だろうと思い読んだ。
それぞれの章は面白いがバラバラな話。元女性週刊誌の編集長というのもわかる。一緒に飲んだらきっと元気で楽しいオジサン。
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櫻井氏の個人的な経験や、能力に基づく見解が主であり、あまり役に立つ感じではないところが正直なところある。生涯現役を働きながら生き生きと過ごすことが大事なことがわかるが好きなことを仕事にできるようにする方法がわからなくなってしまっている。
ただ、収入源を増やすこと、思い切って今の生活を捨てるかどうか決断することを考えること大切さは感じてたところではあった。
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ご自身の経験の回顧録のような印象だったので、現在の自分の状況にあてはめることができないものが多数あった。
著者は、占いへの思いが強いらしく、この類のものを好まない私とのミスマッチもあり、残念ながら星2つとさせていただきました。 -
とてもエネルギッシュな人だなという印象。
見習うべき部分もあるが、真似したくない部分もありますね。 -
夏休みの部屋の片づけをしていて発掘した本の一冊ですが、貼られた付箋を見ると読了していたようです。記憶を辿れば、今年の55歳の誕生日(2019.3.31)を迎えた後に、慌てて買って読んだ本です。その割にはレビューを書くのが、今日になってしまいましたが。。。
私の場合、誕生日の次の日には長女が社会人となり、その数か月後には中国での一年間の留学を終えた次女が帰国しました。この数年で、娘たちとの付き合い方、そして妻との付き合い方も変わってきたように思います。
仕事の面においても、今手掛けている大きなプロジェクトが終わるか目途がつくまでに、第二の人生を考える時期にくることが予想されます。そんな私にとって、この本のタイトル「老後の人生は54歳で決まる!」は目を引くものでありました。
最近類書が出ていて何冊か読んでいますが、50歳から60歳までの間に次のことを考えておかないと、60歳からの30年が充実しないよ、というメッセージは共通しているように思います。
他人と競争したり比較するのではなく、自分の人生を終えるときに「良かったな」と思えるように今から準備することの大切さを感じました。
以下は気になったポイントです。
・責任感を抱くことが健康寿命を伸ばす、女性のほうが長く生きるのも、夫や子供、犬猫に責任を抱き続けるからではないか(p3)
・老後の金銭生活を考えるのなら74歳(60歳の高齢期+健康寿命の14歳)から、54歳の時点で「老後の金銭生活」を計算し始めると、下手をすると認知症になる(p14、22)
・54歳という年齢は、長い信用を積み立てた年齢である。この年齢で将来が心配という人は、それまでにもっとも大事な人脈を大切にしてこなかった(p44)
・いま54歳の人は74歳の時点で一人暮らしになっている確率は、非常に高い(p52)
・自分より若い人たちの助けを借りる、メールはフェイスブックで自分の考えを発信する(p100)
・最初の分水嶺となる54歳では、いったん生活を縮小してみる(p117)
・目上の人間と握手するときには、頭を下げずまっすぐ相手の目を見返して、しっかり握る必要がある。このとき左手は添えない、左手を使えるのは目上の男性と女性のみ(p137)
・運命論によれば、大きな転機は20代半ばに1回、30歳後半に1回、50代前半に最後の1回が訪れる(p170)
・定年になるということは、どんなに素晴らしいアイデア・チャンスと出会っても、それはもう使われないということ。(p173)
・これまで近づかなかった世界には50歳を過ぎたら積極的に関わらないこと(p176)
・基本的に成功者ほど、言葉が丁寧である、50を過ぎたら自分の日常の言葉遣いを振り返ってみる(p184)
・宿命数(誕生日の西暦年月日を足した、最後の数字)により、吉凶を占ってみる(p188)
・プロレベルのスキルに到達するには、1万時間練習すればよい、という説がある。(p216)
・第二の人生では、結果が大事になる、第一の人生は実験であるのとは異なる。他人は面倒を見てくれない。54歳は、老後の生き方を決めなければならない(p228)
・すべて数字がついてまわる、何歳・何年・何百万円、何歳まで生きるか、何歳まで健康で働くか、1か月の生活費は、いくら稼ぐか、貯蓄を何年使い続けるか、年金はいつからもらうかなど(p229)
2019年8月11日作成 -
常日頃考えていることばかりなので特に目新しいことはなかったと思います。