新版 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 321
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866671468

作品紹介・あらすじ

「ミーティングとは話し合いでなにかを決めること。評論家はいらないんだ」。東京ディズニーランドのアルバイトを通して、ヤンキー少年が社会人として成長し、さらに企業の現場教育をするまでになった体験をまとめた一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 顧客がどのような思いで来場するのか、それに対してどのように答えていかないのかという点が最も印象に残りました。
    読みやすかったので接客の入門書としていいと思います。

  • 正直に言うと、読み進めるほど著者のことを好きになれないというか、一緒に働きたくないタイプだなぁと思ってしまいました。
    過去にバイトで嫌な思いをさせられた、そんな同僚と一緒だと。
    勤続年数が増え指導役となってからのエピソードも、「この状態の著者に指導させるのは良くないのでは?」と思ってしまうエピソードもありましたし、ディズニーランド側に対しても、一部アルバイトにさせる業務内容では無い(社員への昇格を条件にしているならまだしも、不安定な雇用形態のままその業務に就かせるのは誠意が感じられない)と感じるものもありました。

    それでも、著者が働くことで得難い出会いがあったことなどは素敵なことだと思います。
    テーマパークで働きたいと思っている方にも、内情が知れる良い本となるのではないでしょうか。

  • 「人間みんな弱いから人に嫌がられることはしたくないけど、言いにくいことをきちんと伝えるのが本当の上司。教えるとは教える側と教わる側が一緒に考えるということ。」という言葉が印象的であった。

    また、「自分は毎日同じ仕事をしていても目の前にいるゲストは毎日違う。新鮮さは自分が意識しない限り日々落ちてしまう。新鮮さを失わないようにするには、常にお客様の想いに心を寄せることです。」という言葉にはっとさせられた。普段の自分の仕事ぶりを振り返るきっかけとなった。


    プロフェッショナルである私たちの最大の敵は、自分自身の中にある慣れ。
    ウォルトディズニーの『毎日が初演』という言葉も好きでした。

    時代が代わって今やるとグレーゾーンな指導方法もありましたが、概ねいい内容だと思います。

  • とても読みやすく親近感のある文章で 一気に読めてしまいました。 仕事をしていると必ず起きるトラブルや会社との意見の違い。それを考えさせられ、この会社に入りたいと思えるそんな一冊でした。 優しいだけでなく、 しっかりと指導してくださる方に 目をかけていただいたのが羨ましいです。 今の各会社も、お客様第一ではありますが オリエンタルランド社のように従業員への関わり方も大切だと思います。 一番のお客様は、従業員だと思いますので。 目覚まし時計には笑ってしまいました(笑) 読んだ人ならわかるはず!

  • 今すぐ、ディズニーに行きたくなる!!!

    会話形式なので、楽しんでサクサク読めます。

    これまでとは、違う視点でディズニーに行くことができます。

    キャストの笑顔に隠された努力を知れることができるので、次回ディズニーに行ったときの見る目が変わります。

    きっと、ディズニーだけでなく、どの職業についても大切だと感じるものがたくさんあります。

    もっと仕事が楽しくなるし、学びたくなるし、人に何かしたい!!と強く思える一冊です。

  • ディズニーランドという究極のサービス業にとっても、他のどんな仕事にとっても言えることで、

    “見えない部分”を想像する力の大切さを学びました。

    多くのゲスト(お客さん)が、それぞれどんな気持ちで、どんな背景でここまで足を運んできたのかは分からないけれど、

    一人ひとりを大切に思い、一人ひとりに最高のサービスをするということ。

    それを徹底するためには、自分1人だけでは難しく、チームとしてお互いにそういった雰囲気、ルールでもってやることも必要だと思いました。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/729652

    9/4「東京ディズニーシーがオープンした日」に紹介。
    2001年から今も人気が絶えないですね。

    楽しく遊べて行きたくなる観光地。
    色んな観点から見て学べることがあります!

  • 仕事のマインド、というより、本当のホスピタリティがなにか教えてくれる本。実際にディズニーで働いていたエピソードが中心になっていて読みやすい内容。読んでいてディズニーにいきたくなった。

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著者プロフィール

1971年、東京都生まれ。もとはヤンキーだったが、高校1年のとき(1987年)に東京ディズニーランドでアルバイトを始め、日々の体験のなかで「仕事」「教育」「サービス」の本当の意味をつかみ始める。1995年、レジャー施設などの現場運営コンサルティングを行う(株)SHUU研究所に入社。ディズニーランドでの知識と経験を活かし、各地のテーマパークで「来場するすべてのゲストに笑顔と素敵な思い出を」をテーマに活躍している。主な著書に「ディズニーランドであった心温まる物語」(あさ出版)などがある。

「2019年 『新版 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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