人生を自由にしてくれる 本当のお金の使い方

著者 :
  • あさ出版
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866673158

作品紹介・あらすじ

豊かな人生を手に入れたいと願うすべての人へ。
累計130万部の著者が自身の経験を振り返り教える
「幸せなお金持ち」になるための本当のお金との付き合い方。
お金に対して「漠然とした不安」があるのは、お金の本質がわかっていないからです。どんなにお金を稼いでも人生のバランスが取れていないと人は幸せにはなれません。本書は仕事、人間関係、健康、貢献、お金のバランスを整えることで循環させ、一生お金に困らない幸せな人生を送るためのお金との付き合い方を紹介していきます。

感想・レビュー・書評

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  • ”「学び」は確実なリターンが期待できる投資である。”
    分野が分野だけに(歯科)、著者の投資はスケールが違う。
    とはいえ、自分よりもレベルの高い人たちとの接点をもとうとする姿勢は、ぜひ見習いたいと思いました。

  • 使う力って大事

  • お金を稼ぐことはよく考えるが、どううまく使うかという話は少ない。
    とにかく、自分にとっての軸を持つことが大切なのだろう。
    私は、本当に幸せになるかをよく考えるようにしたい。

  • 幸福を構成する5つの要素
    仕事の幸福、人間関係の幸福、経済的な幸福(お金)、身体的な幸福(健康)、地域社会の幸福。
    幸せとはこうした要素のバランスが整った状態。


    時間の先取り
    例えば留学するのに500万円必要だったとする。
    500万円貯めてから留学しようとすると時間がかかるため、留学は先送りになる。だが留学ローンなどを活用すれば勉強が必要な時期に留学可能。


    未来の先取り
    お金は金融機関から借りる。
    しかし実際は金融機関を間にはさんで、未来の自分から借りている。
    銀行から借り入れをして、問題なく返済したという実績を作り、金融機関との信頼関係を築いておく。そうすればコロナショックのような万が一の時でも、必要な資金を調達しやすくなる。


    税金は国民医療費、年金、公共事業、教育、警察消防費、ごみ処理、経済協力に使われている。
    納税は感謝のあらわれ、社会貢献。
    税金を払えているのは仕事をさせていただいたから。
    感謝の気持ちとして税金を納めよう。


    お金が無くなることを恐れ、ネガティブな思いのままお金を使うと、手に入れた喜びより、お金を失った悲しみや後悔をひきずることになる。
    お金を使う時は感謝の気持ちをもって送り出す。

    良いエネルギーを取り入れるにはお金を自己成長と社会貢献に使う。

    自己成長
    勉強会やセミナーに参加したり、本を買うなど。
    自分のスキルや能力を高めるために使うお金。
    旅行、映画、音楽、アート鑑賞、趣味など、経験に使うお金。

    社会貢献
    社会の為、人の為に使うお金。
    誰かを応援するお金。


    みだしなみやファッションには絶対的な価値がある。
    服に着られるのではなく、着こなせる自分になろう。
    このブランドにふさわしい自分になろうという意欲がわく。
    洋服と潜在意識はつながっている為、自分を成長させる服に着替えることで、心と行動が変わる。
    服装は気分や考え方に大きな変化を与える。
    自分の経験を発信することは、社会貢献の一つ。
    相手に一流に触れる大切さ、本物を知る楽しさを伝える。
    生産者、販売者の利益に貢献することにもつながる。


    お金は、意味を見出すことで資産に変わる。
    使う以上は価値を見出す。
    お金を使ったことで何を得たかを考える。


    一流の定義はあいまい。
    だからこそ自分で一流と称されているものやサービスに触れてみて、なぜ、一流と呼ばれているのか、他との違いはどこにあるのか、多くの人を魅了する秘密はどこにあるのか、自分にとっての一流とはどういうものかを考えてみる。
    そうすることで、本物を見極める目(審美眼)、美や善などを評価する感性を養うことができる。
    審美眼と感性が養われると、物の見方が変わる。
    どんな人にあっても、どんな情報を見聞きしても、何が本物か、何を信じるべきかがわかるようになる。


    成長しているエリア、教育レベルが高いエリア、美術館やコンサートホールなどの文化的施設が多いエリア、地域活性化を進めているエリア、スタートアップや起業家の創出に注力するエリアなどは良いエネルギーを持っている。
    その場に調和するように過ごすことで、よいエネルギーが自分の潜在意識に刷り込まれ、その結果自分も良いエネルギーを発するようになる。


    贈り物は感謝のやりとり。
    仕事ができる人、周囲の信頼を得ている人、人付き合いが上手な人の多くが、感謝の気持ちを形にしている。


    笑顔、清潔さ、元気さは才能ではなく、お金をかけて身に着けていくもの。
    見た目にお金を使うことは他人を気遣うこと。


    やるならやる、やらないならやらない。
    結果を出したいのなら、中途半端をやめてふりきる。
    自分の力をすべて出すことだけを考えて行動すれば、結果はおのずとついてくる。


    失敗の原因を外に求めると、自分の選択、判断、行動の結果を検証する機会を失う。
    それは成長機会を失うことと同じ。
    結果を出し続ける人は、問題の原因を自分の行動や思考にあると考える。
    自分にあると捉える人は、改善のアクションを図るため、成長サイクルを早く回すことができる。
    失敗の先に成功をつかみ取るには、自分がした失敗の原因を分析し、次に向けた改善を行うこと。
    失敗や改善のサイクルを愚直に繰り返した人だけが、成功を手にできる。

    あともうちょっと、もう一歩の努力をするかしないかを決めるのは、最終的には気持ちの強さではないか。
    気合とはあきらめないこと。
    根性とは自分自身の限界をこえること。


    孤独は命取りで、孤独は害である。
    家族、友人、コミュニティなど、周りとよくつながっている人ほど幸せであり、長生きする。
    重要なのは、友人の数でも、障害を共にする人の有無でもなく、身近な人たちとの関係の質である。


    自分のお金を、人のため、社会のために役立てる。そうすれば愛のエネルギーが高くなる。
    正しい方法で稼いだお金を正しく使うことで、経済は進歩する。
    お金は、他人からの感謝の対価であることを忘れずに励む。
    こうなりたいという自分の理想を明確にして、その実現に全力を尽くす。
    そうすれば、少しずつ愛のエネルギーが高くなる。

    愛を抱いて仕事をする。
    愛を抱いてお金を稼ぐ。
    愛を抱いてお金を使う。
    そうすれば暖かくて心地よい人間関係、最高の幸せを手に入れることができる。

  • お金の稼ぎ方、貯め方はなんとなくわかってきたので、その次のステップ「使い方」を学ぶために。

    ・最高の人格者はいつも笑顔でいる

    ・見た目を整えることは人間関係のスタート。見た目を気にすることは、他人を気づかうこと。理想の自分演出するため、見た目にお金を使う。

    ・良い借金と悪い借金を見極める。

    ・時間を短縮するためにする借金は良い借金。たとえば、留学したいときにすぐ留学するために借金することは良い。資金を貯めるために、何年間も費やしていては熱が冷める、若さを失う。

    ・幸福な人生には、良い人間関係が必要。愛のためにお金をつかう。

    作者はとくに自己成長、子どもの教育への投資を惜しまないと何度も述べていた。自分もそういうお金の使い方をしていきたい。

  • お金が人生を自由にしてくれる訳ではない。基本となる考え方をしっかり押さえ、努力を積み重ねるしかありません。ポイントの再認識ができました。

  • お金の回し方(使い方)について、上手なお金の使い方とは?に書かれている。
    考え方が男性的だなと感じたが(著者が男性なので当たり前ですが)将来、お金に困らないようにするには、貯め方以上にいい使い方と、よい人間関係を築くことというのはとても参考になった。

  • ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )

    いつも参加させて頂くのがとても楽しみです。本編も楽しいですが、二次会での参加者の皆さんとの会話がとても楽しいです。贅沢な時間を過ごさせて頂いています。

  • 一生お金に困らないための実践テクニックが解説された一冊(著者は井上裕之さん)。株式投資や為替投資などではなく、主に自己投資をすることでお金を循環させて増やしていく 手法が紹介される(住む場所の決め方とか贈り物のお金の使い方とか、他のお金系の本では書かれていない内容もあり)。頑張っても給料が上がらないとか、老後のお金をどうしようかなど迷っている人にオススメ。

  • 幸せとはバランスが整った状態のこと
    幸せを構成する5つの要素
    ①仕事の幸福
    ②人間関係の幸福
    ③経済的な幸せ
    ④身体的な幸せ
    ⑤地域社会の幸せ
    ⇒⑤はいまいち理解できないけど、①②③④が整っていれば幸せを感じる事ができる。

    良い借金は、
    ①借金をすると「覚悟」が決まる。
    ②借金をすると「時間」が手に入る。
    ③借金は、社会的な「信用」になる。
    ⇒借金そのものが悪いのではなく、借金をするための意味を理解する事が必要。

    借金の本質は、
    「時間の先取り」「未来のお金の先取り」です。
    ⇒自己投資の意味でも借金は必要な事がある。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。東京歯科大学大学院修了。歯学博士、経営学博士、メンタルセラピスト。
医療法人社団いのうえ歯科医院理事長。歯科医師として、その技術は国内外で高く評価されている。また自己啓発に造詣が深く、2012年1月、ジョセフ・マーフィー・トラストより、日本でのマーフィー理論の普及に対する貢献を認められ、公認グランドマスターの称号を授与される。
主な著書に、『J・マーフィーの教え 最高の自分を引き出す法』(きこ書房)、『がんばり屋さんのための心の整理術』(サンクチュアリ出版)、『後悔しない人生を送るたった一つの方法』(中経出版)、『20代でやるべきこと、やってはいけないこと』、『自分で奇跡を起こす方法』(以上、フォレスト出版)、『価値ある生き方』(大和書房)、『「学び」を「お金」に変える技術』(かんき出版)、『夢もお金も手に入れる人のシンプルな習慣』(すばる舎)、『たった一度の人生を、自分らしく思い通りに生きる方法』(Gakken)などがある。
著書累計で100万部を超える。

「2015年 『未来を創る生き方 20代からの成長哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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