その唇に誓いの言葉を (カクテルキス文庫)

著者 :
  • Jパブリッシング
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866691183

感想・レビュー・書評

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  • えっちが濃厚です(〃∇〃)
    いつまで続くんだってくらい絡み合ってます笑
    攻がスパダリ、受が気の強い美人猫、そして攻の秘書が有能で毒舌という、私の好きなタイプ詰め合わせな作品でした。
    途中、受が薬使われたり、玩具で延々責められたりと悲惨な目に合うので、地雷な方はご注意を⚠
    本編も良かったんですが、それ以上にその後の番外編がめちゃめちゃ面白かった!!
    秘書視点の話は興味津々な秘書が面白いし、婚約者の話は受がカッコいいし、受の兄の話はざまぁだし、特典SSは甘々だしで、いろんな気分で堪能させてもらいました^^

  • ▼あらすじ
    愛人の子として育った瑞紀は、夜の街で人目を惹く華やかな美貌で男を誘い、刹那的な情事を楽しんでいた。
    バーで見つけた好みの男を挑発し、ホテルでひと時を過ごすも、欲しいのもは必ず手に入れると言い放つ傲慢な男・柳澤の官能的でスリリングなラブゲームがはじまってーー。

    ***

    ストーリーの完全度:★★★★☆
    セレブ攻め度:★★★★☆
    古き良きBL度:★★★★★
    エロ度:★★★★☆
    萌え度:★★★☆☆
    総合評価:★3.5

    表紙に惹かれて購入しました。
    元々は2006年に刊行された作品らしく、一言で言うなら古き良き時代のBLって感じでした。
    今時、受けがヤクザに拉致監禁されて闇オークションに売り飛ばされる展開なんてそうお目にかかれませんからね(笑)
    (個人的にはそういう展開、未だに好きだったり…笑)

    ページ数もかなりあり、そこそこ読み応えはあったのですがやはりそこは一昔前のBL。エッチが濃い(笑)
    正直、最後の方のエロは少し飽きてしまい流し読みしてしまいました(^^;)
    あと、受けの美貌をやたら強調する文が多過ぎて途中からくどく感じてしまって。これも時代故なんでしょうかね。

    それと、受けが拉致された後、攻めよりも安芸(攻めの秘書)の方が有能だったのもちょっとなぁ…。安芸が居なければ果たしてどうなってた事やら…(^^;)
    安芸に頼り切るんじゃなくて、こういう時こそ攻めにしっかりしてもらいたかったです。

    あとは本編後に収録されている『婚約者騒動』と『達紀』が若干胸糞悪かったんですが、私だけでしょうか…?(^^;)
    前者は厄介(と言っても言うほど厄介か?って感じですが)性格をしているとはいえ、一人のか弱い女性を掌の上で転がす受けのやり方や態度が見ていてあんまり気持ちの良いものではなかったし、後者の内容に至っては達紀が一方的に暴力を受ける話で正直、読むに耐えないレベルでした。
    受けの為とはいえやってる事は普通に犯罪だし、そもそも受けの元バイト先の仲間達をあんな事に巻き込んで欲しくなかったです。
    達紀に制裁を加えて読者をスッキリさせたかったのかもしれませんが、最後の最後にこれ!?って感じで、スッキリするどころか却ってモヤモヤしてしまいました…(-_-;)
    制裁を加えるにしても、もっと他の方法で懲らしめてほしかったです。

    そんなこんなでそこそこ読み応えはありましたが、読んでて個人的に引っかかる部分が割とあった為、総合的な評価は低めです。
    多分、読み返す事はないかな。因みにイラストは割と好きな方でした。

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