SSB―超青春姉弟s―(10) (ポラリスCOMICS)

著者 :
  • フレックスコミックス
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866750026

感想・レビュー・書評

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  • チカくんーーーー最高だった。1日で答え出してるのもさすがなんだけど、まさかのプロポーズ。マコちゃんにはこれ以上ない言葉だと思う。悩むチカくんに真面目な励まし方するチコちゃんもお姉ちゃん感がすごくて良かった。この漫画はマオチコがメインなようにも思われるけど、絶対にチカマコだと思う。最高だもん。チカくんカッコ良すぎて高校生じゃない絶対。

  • ついに、このラブコメも大台に乗ったか、と嬉しくなった矢先に、次がラストだ、と知り、軽くないショックを覚えている
    つまり、それは『SSB-超青春姉弟’s』が、超グッと来るラブコメだってこと
    ろびこ先生の『僕と君の大切な話』や、オザキアキラ先生の『ふしぎの国の有栖川さん』に同格だろう
    ややジャンルは異なるにしても、一撃の威力、コンボの破壊力は友藤結先生の『贄姫と獣の王』に匹敵する
    絵柄、ストーリー、キャラの個性、どれもが個人的に最高の域
    何故、こうも惹かれ、感想を書く手にも熱が入ってしまうのか、そこを考えると、やはり、共感できる、ってのは大きいように思える
    共感って言い方が適切でないのなら、応援されているって気持ちになれる、と言い換えよう
    自分の恋愛感情と向き合う姿、相手からの気持ちを受け止める姿、自分の恋愛感情に混乱する様、相手の気持ちを尊重できる様、それらのシーンを読むと、今、恋している読み手は自分と相手の恋から逃げない強さを貰える
    読み手へ、恋のキラキラを贈れる、それこそが良い恋愛漫画だ、と断言したい
    極端な話、成年漫画にも、私はエロさよりも、その手の恋愛要素をちゃんとしてほしい、と求めてしまうタイプだ
    シチュや衣装、体位などが個人的にツボでも、ストーリーに相思相愛感がないと、どうにも、グッと来ない
    恐らく、これは男子高校生の頃から、少女漫画を読み漁っていたので、堂々と成年漫画誌を買える年齢になっても(まぁ、未だに年齢確認される事が半年に一回くらいはあるけど)、そこに注目して読んでしまう
    若干、話がズレたけど、この『SSB‐超青春姉弟’s』のキラキラは、ほんとにたまらない
    槙本先生、私の心臓を破裂させる気なのか。でも、このまま、ヤられるなら本望とすら思っちまう
    まだ、読んでない人は、いっそ、最終巻が出たら、一気買いして、一気に読んでほしい。多分、一日もあれば読破できるんじゃないだろうか
    けど、新刊が出る度に、こんだけボロボロにされているんだ、一気読みしたら、その人は病院送りにされるかも
    旅行編では、カップル間だけでなく、姉と弟の間にも変化が生じており、この辺りに、私は槙本先生の凄さを感じる
    二組の姉と弟ってキャラ関係だからこそ、面白い。なので、姉弟の絆も軽んじないってポリシーを貫くトコは、尊敬できるのだ
    この(10)は、表紙を独占しているだけあって、チカとマコの巻と言っても過言じゃない。マオとチコもイチャイチャしているが、比率で言えば、チカマコだ
    どんな展開になったか、そこはあえて伏せるにしろ、チカの人気がガッツーンと上がっただろう。彼の、男らしいケジメの取り方には、女性の読み手だけでなく、男もドキドキし、敏感な人は濡れてしまうだろう
    展開がリアルさを感じる一方で、ロマンもあって、バランスが良い
    こんだけ、読み手の衝撃を(10)で与えてしまったのだ、完結巻で有終の美を飾らねばってプレッシャーは、相当にあるだろうけど、槙本先生なら、その重圧も創作意欲の炎に放り込んで、余計にやる気を出すだろう
    何せ、こんな引っ張り方をするくらいだ、相当に気合が入っている、完結させる事に対し
    冗談でも何でもなく、完結巻、読み始めた瞬間に鼻血が出ても困らないように、ティッシューを箱で用意しておいた方がいいか。きっと、涙と鼻水も止まらなくなるだろうし
    あくまで、私の妄想だが、ムッツリな一方で自制心もちゃんと強いマオはチコが少しでも痛そうな素振りをしたら、我慢は出来る子だ
    しかし、マオへの「大好き」が暴走しやすいチコは、挿入を止めようとするマオを逆に押し倒して、騎乗位でやっちゃいそうだ
    なんか、チコって性欲が強そうだ。翌日、腰が痛くなっても懲りずに、連日、マオと朝チュンを迎えそう
    恐らく、いや、確実に、そんなチコなら、大好きな人と体を重ねる楽しさ、気持ち良さ、そして、多幸感も漫画に詰め込んで、より良い作品に昇華させる
    そんな期待も含めて、完結巻が非常に楽しみでしょうがない
    さて、どっちだろうな、感想は。感動しすぎて、必要以上に端的になっちゃうか、興奮に任せて、これ以上に長くなっちまうか
    丁度よいボリュームにしたいが、どうにも、その辺りの調整がまだ付かない
    そこそこ、レビューを書いてるってのに、成長の兆しが見えんなぁ
    この台詞を引用に選んだのは、もう最高、としか言えないので
    『お酒は夫婦になってから』(9)で、ソラがチサトにした求婚にもグッと来たが、決して、それに負けてない
    ガキくさい、と言えば、それまでだけど、ガキでも男だ
    惚れた女に、自分の覚悟と決意を示す姿は、実にグッと来る
    って、上で伏せるって言ったのに、ほぼ、ネタバレしてしまった!?
    こういう詰めの甘さが、私のウィークポイントか・・・

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著者プロフィール

マンガ家&YouTuber。東京都出身、9月13日生まれ。大学3年のときに描いた『ほほえんで、ミドリ君』が第51回LMGゴールドデビュー賞を受賞し、マンガ家としてデビュー。現在は『推しが我が家にやってきた!』『好きです、となりのお兄ちゃん。』(ともにフレックスコミックス)を連載中。また、YouTubeチャンネル「SS manga diary-慎本真-」でイラストの描き方、お絵描き企画などの動画を多数投稿。登録者数60万人を超える人気チャンネルとなっている。

「2022年 『描けるようになりたい!なら読んでみて。超かんたん!しんもと流マンガキャラの描き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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