小さな会社★採用のルール

著者 : 佐藤元相

• フォレスト出版 (2019年9月20日発売)

作品紹介・あらすじ

経営者の最大の悩み。
なぜ中小企業や小さな店舗に人が集まらないのか？
それは大手と同じ条件で戦っているからだ。
弱者必勝の採用があった！

「給料・時給アップ」「待遇」「求人・WEB広告」では大企業に勝てない。

「エリア戦略」「客層戦略」「顧客維持戦略」
ランチェスター法則の３つの戦略を採用に応用し、成功事例続出！！
・子育てスタッフの生活をチラシにして説明会に15名。5名採用した介護サービス会社（静岡県）
・技術をウリに近所から大卒技術者を採用した金属製作会社（大阪府）
・エリアを絞り、お店のストーリーで学生アルバイトを獲得した焼肉店（島根県）
・技術系主婦だけに絞って人材獲得に成功したリフォーム専門店（愛知県）

感想・レビュー・書評

[もめん豆腐さんの感想 · 2023年8月15日]

どんなことでも一工夫ですね。
人探しも営業のように展開していかなければですね。
ただ職安に申し込みでは中々難しいでしょう。

古株で事務職ばかりの方では思いつかないかもれません。やり方をしなければならないのかな。

[lasttrainhomeさんの感想 · 2020年12月16日]

序盤の長めの前置き的な部分がすごくよかった。日本が働き手不足に陥りつつあることや、新卒の若者が会社に求めるものなど、統計的なデータはなるほどーというかんじ。また、自ら価格競争に参入し質の悪い顧客を開拓してしまっている会社の失敗事例や無機質な募集広告でバイトを募集しようとしている商店などの失敗事例も、身につまされる形で参考になる。
中盤以降の成功事例が、あまり役に立たなかった。具体的な募集の手法は、どちらかというとバイトさんやパートさんの雇用に向いているものが多い。少なくとも弁護士の求人に応用できるような具体例はわずかだった。ランチェスター戦略を採用に応用しようという姿勢だけは新たな発見だったが。
終盤の組織論的な部分も参考にならなくはないけど自分の内在的なアイディアと比べてそこまで新規性がなかった。
たまたま自分には役に立ちづらかったというパターンなので、これが刺さる人も必ずいるだろう。