書いてはいけない――日本経済墜落の真相

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866809366

感想・レビュー・書評

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  • 今まで、関西人の私には『そこまで言って委員会』に時々、出てくるおじさん。それも身近にいたら、近寄りたくないおじさん。というイメージしかなかったけれど。
    ある日突然、今までのふっくらしたお姿から一変。もう長くはないらしい、そして今回の著作。命あるうちに、著者が伝えたかったこと、しっかり読ませていただきましたが、私の脳みそが付いていけず。遺言になるかもしれない、私なりに、これからの生活の糧にしたいと思います。

  • 本のタイトル通り日本の闇が書かれた本です。
    やはりジャニーズ問題で露呈しましたが、メディアの重要さがより分かりました。

    大手メディアも生き残りのために様々な機関に忖度しながら発信をして、報道すべきものを報道しないという事実は実際にあると思うので、この本でそういった問題を知れたのは良かったと思う。

    陰謀論と片付けてしまうのは簡単ですが、自分なりにさらにこの件をさらに深掘りして自分の意見を持ちたいと思います。

    そして今は様々なメディアが登場しているので、今後も一次情報に踊らされるのではなく、しっかりメディアリテラシーを持ちたいと思いました。

  • 本当に書いてはいけない内容なのだろう。
    特に日航ジャンボ機墜落事故から日本政府が隠蔽のために立場が弱くなったという話しみたいな時系列で追っていくと真実味が増しますよね。刺激的な内容でした。


  • よくぞ書いてくれた。全部真実だと思う。

  •  前著『ザイム真理教』を読んでいたので。
     これから読むのであれば、本書だけで良いかも。あるいは、本書を読んで、財務省、日本政府の在り方に疑義、興味を持ったら、さらに深掘りする意味で前著を当たるのがよい。前著の内容は、本書の第2章で簡潔にまとめられている。
     前著のレビューは、こちら⇒ https://booklog.jp/users/yaj1102/archives/1/4866809310

     本書は、それ以外に、遺言とばかりに、これまでタブーとされ、メディアが黙殺してきた事案を2つ挙げる。
     ひとつは、「ジャニーズ問題」、そしてもうひとつは「日航機123便墜落事故」だ。
     ジャニーズ問題は、近年のホットな話題だったので、いまさら感はあったが、著者としてもひと言言っておきたかったのだろう。意外だったのは、日航機事故のほう。そんな40年近くも前の話を持って来るとは驚いた。

     が、その頃を契機に日本そのものがおかしくなり、アメリカ隷属の傾向が顕著になり、バブルの崩壊以降、失われたン十年が続くことになっているという、一見、筋の通ったお話となっているところがお見事。

     総じて、事態を看過してきたメディアの責任であり、なんらかの圧力があったか否かは憶測には過ぎないが、報道しない、問題提起をしない、その姿勢を糾弾している。
     「ザイム真理教」「日航機墜落事故」が政治の闇、日米の密約を匂わせているのに対し、「ジャニーズ問題」はやや色合いが違うが、真実に対し目をつぶる、お上に逆らえない御用メディアの体質という意味では同一線上にある問題として捉えることができる。
     それが、長いものには巻かれることを是としてきた日本人の本質的なメンタリティ、ネイチャーとしてあるのだとしたら、もう止む無しではあるが、著者のように、絶筆の想いを込めてでも、こうして異を唱える者がいる限り、希望の灯は消えないと思いたい。

     青山透子さんという『日航123便墜落 遺物は真相を語る』(河出書房新社)を記した人の存在、その著作の数々をまったく知らなかった、自身の無知蒙昧さを恥じる。その説の信憑性云々は別として、事実の解明のために努力し、活動を続けている人の存在に気づけていなかった。

  • ・これまでタブー視されていた事柄をまとめた森永卓郎の遺書的な著書
    ・ジャニーズ問題は目新しい記載はなく、ほとんど記事で読んだ内容。森永卓郎の独自経験としては、近藤真彦にサインをもらったあとに、マネージャーから表に出したらただでは置かないと脅されたこと。
    ・日本航空123墜落事故が自衛隊のミサイルによるもの。それを隠蔽するために政府は米国軍の救助を阻止し、その後に米国に口裏を合わせ、プラザ合意など日本経済にとって不利益となる契約を受け入れ、長期にわたってアメリカの言いなり現在に至る。衝撃的で信じがたい話。

  • 森永卓郎さんの死を意識した時に最後に書かなくては死ねないと思った3つのことを書いた本。

    一つ目はジャニーズ問題。
    ジャニーさんがマッチョが嫌いだからみんな筋肉を鍛えるというのは初耳でした。
    二つ目はザイム真理教の問題。
    これに関しては前作をさかのぼって読むつもりなのでその際に感想を書くつもりなので割愛。
    三つ目は日航機墜落の真相。
    これについては1985年と40年近く前の話なので、初めて聞く話も多く、真相がなんであれここまで長きにわたって隠し通してきてしまえたのであれば今後何も変わることはないだろう。

    この本を読んだからといって今すぐ自分になにができるという内容ではない。ただ、森永さんが命を賭してでも伝えたいことに関しては受け取ったつもりです。
    出来る限り長く生きて後世にもっとたくさんのことを教えて欲しいと思いました。

  • 日航機墜落事故に、そういった関連があるとは知らなかった。やはり、国民も政府を鵜呑みにせず、監視していかないとならない。自分の頭で考えながら。嘆くばかりでは、この国で生きてはいけない。

  • インパクトは非常に強い内容であるが、鵜呑みにできるか否かの知識がないためなんとも言えない内容にも感じた。

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著者プロフィール

経済アナリスト、独協大学教授

「2022年 『楽しい!2拠点生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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