気温が1度上がると、どうなるの? 気候変動のしくみ: 地球の未来を考える

  • 西村書店
3.79
  • (3)
  • (7)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 104
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867060179

作品紹介・あらすじ

これまでの150年で、すでに地球の気温は平均で1度上がりました。前半では、地球上の気候や「温室効果」のしくみ、これまでにどんな気候変動があったかについて説明します。後半では、わたしたち人間の進歩の過程で産業革命がおこり、農業や工業が発展し、食生活や移動の手段などが大きく変わったことから、自然環境にどのような影響が出ているのかを幅広い視点でとらえ、豊富なイラストで解説します。
国連で採択された「パリ協定」で1.5度目標が掲げられているいま、グレタ・トゥーンベリさんをはじめ世界中の若者たちが危機感をあらわにしています。こうした状況に対して何ができるのか。わたしたちの未来と地球を守ることについて考えます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 地球はこの150年間で平均気温が1℃上がった。

    ・自然要因の気候変動と人間由来の気候変動
    ・温暖化の影響
    ・パリ協定
    ・再生可能エネルギー
    ・二酸化炭素
    ・若い人々の声

    〇絵本のように読める中高生からのSDGs
    〇プラスチックは存在するだけで環境に影響を与えるみたいだ。永久凍土が溶け出すことによる温室効果ガスの増加など、爽やかな雰囲気の本なんだけど、心臓がキュッとする。
    クリーンエネルギーなど対策の取り組みについても、メリット・デメリットを記載している。次の課題がわかる。
    自分たちの今抱えている問題を突きつけられる。

  • 気候変動に関する幅広い内容がコンパクトにまとまっている。基本的な内容は良いのだが、日本の子どもたちに読んでもらうことを考えると、いくつか気になる点がある。
    気候区分で色分けされた世界地図のイラストが掲載されているが、区分が正確でない。
    また、翻訳書なので仕方がないけれど、日本の子どもには読みづらい箇所が散見される。「バルト海」の位置がピンとくる日本の子どもは多くないのではないだろうか。

  • 「これまでの150年で、すでに地球の気温は平均で1度上がりました。前半では、地球上の気候や「温室効果」のしくみ、これまでにどんな気候変動があったかについて説明します。後半では、わたしたち人間の進歩の過程で産業革命がおこり、農業や工業が発展し、食生活や移動の手段などが大きく変わったことから、自然環境にどのような影響が出ているのかを幅広い視点でとらえ、豊富なイラストで解説します。
    国連で採択された「パリ協定」で1.5度目標が掲げられているいま、グレタ・トゥーンベリさんをはじめ世界中の若者たちが危機感をあらわにしています。こうした状況に対して何ができるのか。わたしたちの未来と地球を守ることについて考えます。」

  • 地球温暖化とは何か、なぜ起こるのか、現状は、将来的にどうなるか、対応策などがイラストと簡単な説明で伝えられていて、分かりやすかったです。

  • 平易な言葉ながら地球環境の基礎や温暖化について、根拠と共に教えてくれる本。
    動物を飼育することにco2が出るという発想はなかった。少しでも環境負荷が減るよう、生活を変えようと思った。

  • K
    五歳八か月

  • 原題 Wie viel warmer ist Grad? Was beim Klimawandel passier & Stephan 2019
    by Kristina Schamacher & Stephanie Marian
    2019

    那須田淳訳 2021

  • 教員のリクエストで購入。カラー図解で、読みやすい。[NDC] 451.85[情報入手先] 所蔵本[テーマ] SDGsの本

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00609974

    テーマ13 気候変動に具体的な対策を

    気候変動で何が起こるのか? カラー図解でわかりやすく解説!

    これまでの150年で、すでに地球の気温は平均で1度上がりました。
    気温が1度上がると、何が起こるのでしょうか?

    前半では、地球上の気候や「温室効果」のしくみ、
    また、これまでにどんな気候変動があったかなどを説明します。

    そして後半では、わたしたち人間の進歩の過程で産業革命がおこり、
    農業や工業が急速に発展したことや、
    食生活や移動手段が大きく変化したことなどにより、
    自然環境にどのような影響が出ているのかを幅広くとらえ、
    豊富なイラストとともにわかりやすく解説します。

    国連で採択された「パリ協定」で1.5度目標が掲げられているいま、
    グレタ・トゥーンベリさんをはじめ世界中の若者たちが危機感をあらわにしています。
    こうした状況に対して何ができるでしょうか。
    わたしたちの未来と地球を守ることについて考えます。(出版社HPより)

  • 2021.10.24

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社)の翻訳で2000年に毎日出版文化賞特別賞受賞。カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で2015年日本絵本大賞翻訳絵本賞受賞。そのほかヘルマン・ヘッセ『車輪の下で』(光文社古典新訳文庫)やインゲボルク・バッハマン『三十歳』(岩波文庫)など。

「2024年 『人殺しは夕方やってきた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松永美穂の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヨシタケ シンス...
宇佐見りん
寺地 はるな
山崎 聡一郎
アンデシュ・ハン...
凪良 ゆう
ソン・ウォンピョ...
カズオ・イシグロ
ヨシタケシンスケ
辻村 深月
凪良 ゆう
辻村 深月
ヨシタケ シンス...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×