ほんとうのことしかいえない真実の妖精

  • 西村書店
4.17
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867060209

作品紹介・あらすじ

真実の妖精は、どんなときもほんとうのことをいってしまうせいで、友だちができなくて、落ち込んでいた。ある日、トロルをおこらせてしまい、ほうりなげられた。飛んでいった先は、人間の女の子の家。その子に、自分の未来について、ほんとうのことをいってほしいとたのまれるんだけど……。自分を受け入れることについての、心あたたまる物語。

☆ジャーナリスト 増田ユリヤさん 推薦
なやみごとは、こっそり真実の妖精に打ち明けてみて。きっと笑顔になれるはず!

<イギリスの書評より>
★子どもの健やかな心を支える物語。おもしろくスリリングで、心があたたかくなる。 
     デイリーエクスプレス
★落ち込んだとき、どうやって立ち向かい、自分を受け入れればいいのかを教えてくれる。
        タイムズ

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 字ばかりでなく絵も多いので活字が苦手な子にもとっつきやすいかと。嘘か真かどちらが正しいのか。

  • 絵がかわいい。100ページちょっとの手に取りやすい本。

    真実は人を傷つけることもあるし絶望させることもある。
    でも、それだからこそ、真実を知ったあとの絶望を乗り越えて、確かな足場からまた立ち上がれるのかもしれない。

    というような趣旨のことが最後はガッツリと言葉で説明されていて、ちょっとセルフヘルプ本みがあった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

文●マット・ヘイグ イギリスの作家。大人向けの作品に、『今日から地球人』『♯生きていく理由 うつ抜けの道を、見つけよう』(早川書房)などがある。児童書作品で、ブルー・ピーター・ブック賞、ネスレ子どもの本賞金賞を受賞。息子に「ファーザー・クリスマスはどんな子どもだったの?」とたずねられ、『クリスマスとよばれた男の子』を執筆。続編は『クリスマスを救った女の子』『クリスマスをとりもどせ!』。この「クリスマスは世界を救う」シリーズ全3 卷は「クリスマス・ストーリーの新定番」としてイギリスで人気をよんでおり、そこに登場する妖精を主人公にした作品に『ほんとうのことしかいえない真実の妖精』がある(いずれも西村書店)。

「2021年 『ほんとうの友だちさがし 真実の妖精のおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マット・ヘイグの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×