華麗な復讐株式会社

  • 西村書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867060377

作品紹介・あらすじ

画商ヴィクトル・アルデルヘイムは計画を実行した。令嬢イェンニからすべてを奪い、息子ケヴィンをサバンナに置き去りにしたのだ。そこには、マサイ族の呪医がいた。
「あの極悪人に復讐を!」スウィートスウィート・リベンジ株式会社の社長フーゴに依頼が舞い込む。ギャラリーの地下室に罠を仕掛けよう……。巧妙なアイデアが膨らんできた。
ヨナス・ヨナソン最新作、笑撃の第5弾!

●海外書評より
復讐計画はあれよあれよという間に予期せぬ方向へ。口からでまかせの茶番劇に、ページをめくる手が止まらない。  パブリッシャーズ・ウィークリー

悪徳美術商、怠け者のスウェーデン人警察官、泌尿器科医のせいで妻に捨てられた眼科医など、ヨナソンお得意のキャラクターが続々登場。華麗な娯楽作品。  デイリー・ミラー

笑いを交えながら、芸術、政治、ロマンス、そして仕返しの哲学に関する皮肉な視線など、荒唐無稽な物語をこれでもかと詰め込んでくる。独創的な作家である。  タイムズ

●デビュー作『窓から逃げた100歳老人』 は45カ国で刊行され、1000万部を突破するベストセラー。
2014年11月映画公開(邦題「100歳の華麗なる冒険」)、2015年 本屋大賞翻訳小説部門 第3位。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルについつい釣られて、スウェーデンのヨナス・ヨナスン。ヨナスヨナスンって、響きがフジコフジオっぽい。現地の発音では違うのかしら。読むのは「窓から逃げた100歳老人」に続いて2作目。

    今作もまた、とにかく明るく楽しいドタバタ劇。ケニアからスウェーデンにやってきたマサイ族の呪医の一挙手一投足たるや。終盤の強引な展開にポカンとするところはあるけれども、ハッピーエンド万歳。

    リンゴンベリージャム、IKEAで見るやつ。カレス・キャビア、どんな味か気になる。

  • 何だか微妙、面白く無い事はないのだがもっと話をスマートに展開していけばすんなり読めそう。一つの事象に対して話が二つ三つと増えていくので、あちこちに話が飛びややこしくなり読みづらい。全く無くてもいい話も多数。それがいいといという人もいるかもしれないので好みの問題。私としてはアウトかな。マサイの呪医の所になるとある意味バカにしてるの?と思う所もあり。ストーリーとしては面白かった。終わりの方はもう蛇足以外の何者でもなくマイナスポイント。

  • マサイの呪医inストックホルム、ドタバタコメディの匂いしかしないけど、予想を上回るドタバタっぷり。政治的に大丈夫なの?際どいとこ突いてるけど不快感はないからまぁいいのか、そもそもデビュー作からして老人虐待って詰められちゃうかも、ってシロモノやったし。

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著者プロフィール

著◆ヨナス・ヨナソン(JONAS JONASSON)  1961年スウェーデンのヴェクショー生まれ。ヨーテボリ大学卒業後、地方紙の記者となる。その後、メディア・コンサルティング会社およびテレビ番組制作会社OTWを立ち上げ成功。テレビ、新聞などのメディア業界で20年以上活躍した後、『窓から逃げた100歳老人』を執筆し、デビュー。世界で累計1500万部を超える大ベストセラー作家となる。本書は、『国を救った数学少女』『天国に行きたかったヒットマン』『世界を救う100歳老人』(いずれも西村書店)に続く5作目。

「2022年 『華麗な復讐株式会社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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