穢したい彼女 (紅文庫)

著者 :
  • ジーウォーク
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本棚登録 : 3
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867170205

作品紹介・あらすじ

部下の安奈を、女神と信仰している健人は、平穏なオタク人生を歩んでいた。ある日、同じジムに通う梨子が現れ、歯車は狂い始める。仄暗いネットの世界。投稿動画に嵌りだす健人。男に翻弄され、妖しく乱れる女たちの空間から抜けられなくなって…安奈と梨子の狭間で揺れながら、深く堕ちていく、官能サスペンス!

感想・レビュー・書評

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  • 官能サスペンス
    非常に面白かった

    かなりサスペンスに比重が置かれており文体も疾走感があり非常に読みやすく、官能部分も寝取られや陵辱、輪姦といったハードな内容を比較的ソフトな文体にしており官能小説に慣れない人にも受け入れやすい
    反面、ストーリーよりも執拗な性描写を求める層には物足りないかもしれない

    不器用ながら誠実な主人公をはじめメインの登場人物たちも皆好感が持て、それが中盤までの不穏さをうまく助長させる
    散りばめられたピースのはまる結末もよく、読了後も爽やか

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著者プロフィール

深志美由紀(みゆき みゆき)
神奈川県出身。2001年集英社コバルトノベル大賞佳作受賞。2010年『花鳥籠』で第一回団鬼六賞優秀作受賞。官能小説を中心にティーンズラブ、恋愛小説、エッセイ、漫画原作など幅広く活躍。人の暗部を抉る作品群に、多くの読者が魅了されている。

「2023年 『人妻堕姦の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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