カヴール イタリアを創った稀代の政治家

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  • 太陽出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867230466

作品紹介・あらすじ

イタリア建国の三傑として英雄ガリバルディ、革命家マッツィーニと並び称される首相カヴールは、目的実現のためには手段を選ばず、権謀術策を弄し、巧みな外交術を駆使して国民国家「イタリア」を誕生へと導いた天才的な政治家であった。本書では、統一国家「イタリア」を樹立した立役者であるカヴールの軌跡をたどる。

〈目次〉
はじめに
序章 三人のアクターが演じたイタリア統一
Ⅰ 幼年時代
Ⅱ 士官学校時代
Ⅲ 青年将校時代
Ⅳ 農業経営者の時代
Ⅴ 実業家の時代
Ⅵ ジャーナリスト時代
Ⅶ 政治家カヴールの誕生
Ⅷ 「大内閣」の成立
Ⅸ 内政から外交へ
Ⅹ オーストリアとの戦争
Ⅺ イタリア統一へ
Ⅻ カヴールにとってのイタリア統一
XIII イタリアは成った
むすびに
あとがき
図版出典・主要参考文献
関連年表付

●著者略歴●
藤澤房俊
1943年生。早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。東京経済大学名誉教授。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1943年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。東京経済大学教授を経て、現在、東京経済大学名誉教授。著書に、『赤シャツの英雄ガリバルディ――伝説から神話への変容』(洋泉社、マルコ・ポーロ賞受賞)、『シチリア・マフィアの世界』(中公新書、講談社学術文庫)、『「クオーレ」の時代――近代イタリアの子供と国家』(筑摩書房、ちくま学芸文庫)、『大理石の祖国――近代イタリアの国民形成』(筑摩書房)、『第三のローマ――イタリア統一からファシズムまで』(新書館)、『匪賊の反乱』『ピノッキオとは誰でしょうか』『マッツィーニの思想と行動』(太陽出版)、『「イタリア」誕生の物語』(講談社選書メチエ)、『ムッソリーニの子どもたち――近現代イタリアの少国民形成』(ミネルヴァ書房)、『ガリバルディ――イタリア建国の英雄』(中公新書)、訳書に、スティーブン・ランシマン『シチリアの晩祷――十三世紀後半の地中海世界の歴史』(榊原勝共訳、太陽出版)など。



「2019年 『地中海の十字路=シチリアの歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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