大切な歯を残そう! 根管治療のススメ――知らないと「歯」を失う!? 「天然歯」を守る究極の方法

著者 :
  • Clover出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867341179

作品紹介・あらすじ

米国で専門医資格を取得した歯科の名医が明かす。
患者にとって本当に必要な根管治療とは?!

歯科医院に行ったときに、
「むし歯が神経にまで進んでしまっていますね。では神経を抜きましょう」と、
言われたことがあるかもしれません。

あの「神経を抜く・取る」と言われる治療が根管治療です。

この根管治療でもむし歯が治せない場合は、最後の手段として「抜歯」
――つまり歯を抜くことになってしまいます。
いわば、自分の歯を残せるかどうかの瀬戸際で行われるのが根管治療なのです。

著者は、根管治療の専門医の資格をアメリカで取得。
1991年に帰国後、神奈川県川崎市に「三恵歯科医院」を開設して以来30年、
医院には他の歯科医院で根管治療を行ったものの、
痛みや腫れがとれないといった症状を訴える患者さんが駆け込んできています。

不適切・不十分な根管治療を受けたことで、患者さんは痛みがとれないどころか、
抜歯せざるを得ない状況に追い込まれてしまう……。
遅れた歯科治療のツケを患者が負う実情に疑問を抱き、
日本の歯科治療を少しでも良くしたいという思いから始まったのが本書です。

なぜ日本の歯科治療は世界から取り残されているのか? 
自分の歯を残すことが身体にとってどれほど大事なことなのか? 
自分の歯を残すためになぜ根管治療が必要なのか?
正しい根管治療と、間違った根管治療の違いとは?
そして自分の歯を残すためにはどのような生活習慣が大事なのか?

これらの問題について、歯科の名医がていねいにわかりやすく解説。
人生100年時代、歯の健康をどのように守っていけばいいのか、その道筋が見えてくる一冊です。

【目次】
第1章 あなたが知らない、歯科医療のウラ事情
第2章 天然歯は健康寿命をこんなに延ばす!
第3章 根管治療で自分の歯を残せる!
第4章 正しい根管治療と間違った根管治療
第5章 歯を残すための生活習慣

感想・レビュー・書評

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  • 抜歯しない、神経取らない歯医者を探す為、読みましたが、森先生の歯医者に行こうと思いました。
    技術的な話も分かりやすく非常に分かりやすい本でした。

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著者プロフィール

三恵歯科医院/院長
歯科医師 
米国歯内療法専門医
米国歯内療法学会会員

1982年 東京歯科大学卒業。同大附属市川総合病院オーラルメディシン講座に研修医として入局。同年、開業医としてのキャリアをスタートさせる。
1988年 日々の診療活動の中で感じていた「歯科療法の価値基準を、どう見出していくか」という問題の答えを探求すべく、開業活動を一時休止し、単身渡米を決意。米国コロンビア大学歯学部歯内療法専門医課程を修了する。最新歯科医療を学ぶ。
1991年 米国歯内療法専門医の資格を取得後、帰国の途に就く。
1992年 神奈川県川崎市にて三恵歯科医院を開設。
2018年、2019年 中国・天津にて講演。テーマ:「歯の健康と慢性疾患の関係」

「2023年 『大切な歯を残そう! 根管治療のススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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