青いかいじゅうと赤いかいじゅう (あいとへいわのえほん)

  • アーニ出版
3.89
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本棚登録 : 77
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870010253

感想・レビュー・書評

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  • 6'15"
    会えない二人のかいじゅうが
    自分の気持ちを上手く伝えられなくて
    ケンカしてしまう
    それでも二人は会いたいと
    二人を隔てる壁を壊し
    お互いを理解し合い仲直りする

    言葉は簡単で単純なので
    小さい子から理解できるし
    哲学的な面もあるので
    中高生にもおすすめ

    絵は可愛らしいが男女とも楽しめる

  • デイビッド マッキー (著), 北沢 杏子 (著)

  • 2018年度 5年生 7分
    大きな山を隔ててお互いに姿は見えないものの、会話のすれ違いから対立していた2匹のかいじゅうが協力して山を崩し、出会った時に心の壁も無くなり仲良しにになることができたという内容の本です。
    本心ではないのに言い方が少し違っただけで誤解したり、気持ちのすれ違いが起きたりすることって大人でもありますよね。
    友達関係にいても、似たようなことが時にはあるかもしれませんね。
    静かによく聴いてくれました。

  • 相手の事が見えないと、勝手な想像しちゃうのね

  • 小学校実習(小4年生)の読み聞かせの時間に読みました
    友だちとのトラブルも見かけたことがあったので、友情のステキさを感じてもらえたらなぁと思い読みました。
    4冊読んだうちの最後の1冊だったので、しっとりと1時間をしめくくれたように思います。深いお話でした。
    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=255791

  • 7'00☆

  • 「ぞうのエルマー」の作者デイビッド・マッキーによるいくつかの寓話絵本の中から、ささいな感情のいきちがいから大きなケンカになってしまう話。口喧嘩が石の投げ合いになって、結果ふたりの間に立ちはだかる岩山が崩れ、お互いに相手を直接知ってみれば誤解はとけてしまったという話。見もしない相手を決めつけて、相手に対する偏見と差別が戦争を正当化するってこと、今でもないでしょうか?!

  • 教科書掲載小学校1年生推奨図書より。

    表紙を見たとき、「どんなお話かな~?」と楽しみでした。
    色や形が違う2匹のかいじゅうが大きな山を隔てて繰り広げるやりとりのお話です。大きな山のせいで、相手の姿は見えませんが、穴を通して会話はできます。2匹は心とは裏腹にケンカをしてしまいますが・・・。

    あとがきには「子どもといっしょに愛と平和を考える絵本」と書いてあります。「人間は、なぜ争うのだろう?」という問いに対してシンプルに説明してくれているように思います。


    少し長いですが、感じる部分があったので、あとがきの一部を下記に載せます。
    スウェーデンの小学校低学年対象の性教育教科書には、「愛」について次の様に書かれています。
    「あなたは一生の間に、たくさんの人を愛します。愛はいろいろな感じがします。あたたかくて気持ちの良いこともあります。しかしまた、不安や悲しみを感じさせることもあります。たとえば、愛する人にもう会えなくなったときなど。それは愛が胸を痛く感じさせるからなのです。」
    「人間はみんな、誰かに愛されたいと思っています。人にたくさんの愛をあげられる人が、一番たくさん、愛をもらえるのです」


    子どもはこの絵本を読んでどんなことを感じるのでしょうか?気になります。

  • このかいじゅう達がすごく可愛いんです。

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