バスル-ム寓話

  • 飛鳥新社 (2000年7月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870313989

感想・レビュー・書評

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  • 手放せない気持ちは絶対どこかにあって。どこでケリをつけるか。が、ターニングポイント。夏にすべてをおっつけるか。閉じ込めた自分の気持ちを腐らせて気がつくか。どこにでもいる人を気持ち良くきりとるのがうまいな。と。思う。結構、好き。

  • メジャーデビューしてからのものは読んでいない。この頃が個人的には一番気に入っている。話もそうだが、細かい一群、魚やリボン等お群れはいつも魅入ってしまう。

  • 初めてのおかざき作品で初めてのレディース作品。
    中高生だった自分には大人すぎて話も間も感情も理解できない部分がたくさんあったけど、きっと今読めば違う筈だから今頑張って押入れ捜索中。
    何より画が綺麗で、魚が衝撃的だった。あとピエロのリボン。
    密度が詰まってる画がそのまま押し寄せてくる雰囲気に息がつまった。
    怖いな、とその頃は思っていた。

  • 「1996年の夏休み」のあの雰囲気、4人の女達、最後にピースが繋がるところ、が好き。

  • 確かに寓話的。そして誌的。

  • お風呂で読んだがお風呂で読まなくてもよかった。ひとつめ、ふたつめはまあまあ面白かった。

  • もはやグロテスクだというくらいに感情の表現を絵でしてくれる。それが容赦なく直に突き刺さってくるのでたまらないのです。うー

  • 夏草子がすき。主人公が泣いているコマを見て一瞬で泣いた。

  • 自分でも見てるみたいですげーこわかった


  • 「ねえ  世の中の人たち 誰でもいいです。
     今 この瞬間   あたしのことを想ってよ」

    女の子のやりきれない痛みが昇華されずに
    そのままの形で、色で、温度で、
    この作品には描かれています。

    やっぱり彼女の作品は
    女の子で生まれてきてよかったって思わせてくれる。

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著者プロフィール

1967年長野生まれ。関西育ち。多摩美術大学卒業、博報堂制作局入社。デザイナー、CMプランナーの仕事に携わりながら漫画家デビュー。2000年、結婚を機に退社。現在3児の母。代表作に『渋谷区円山町』(集英社)、『サプリ』『&—アンド—』(ともに祥伝社)など。

「2012年 『だって、女子だもん!! 雨宮まみ対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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