データが示す福岡市の不都合な真実

著者 :
  • 梓書院
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870357440

作品紹介・あらすじ

福岡市は本当に地方最強か?!

福岡市の人口は、このままなにも対策を講じなければ、
2035年には165万人で頭打ちになると言われています。
しかし、一人でも多くの人が福岡市の問題に気づき、
十分に実行可能な政策を実現できれば、
2050年に人口180万人を超えることも夢ではありません。
問題に気づき、今から対策を打てば、180万人都市は実現可能!

福岡市は、九州で最も子供が生まれない「超少子化」の町。
福岡市民一人当たりの所得は、30年間ほぼ横ばい。
貧困自動の割合が政令指定都市中、最悪……。

データが示す福岡市の「本当の姿」から目を背けず、
福岡市のポテンシャルを最大限に活かす5の政策。

感想・レビュー・書評

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  • 前回、前々回の盛り上がりに欠けた市長選にはガッカリ。何回も言われとるやろけど立候補したらよかったやん。

    内容は福岡市の問題点をピックアップした後に政策提案するというもの。政策提案には実現性薄いものもあるが、いずれも議論・検討するべきだと思う。首長経験者だけに説得力がある内容。

  • 福岡市が抱えている問題点とその処方箋を提示している興味深い一冊。福岡愛に満ちつつも「福岡スゲー」で終わっていない点は好感が持てました。

    自分で問題を深掘りしていく一助にはなったと感じる一方で、参考文献の貧弱さが評価を低くした理由です。専門書の引用も少ないですし、参照したデータの一覧といった基礎的な情報もありませんので、自分なりに内容を検証するのに少し不便を感じます。

  • 福岡の勢いがすごい!とよく言われている中で、データからその状況に一石を投じる内容。
    多角的な視点での福岡市の現況が示されており、勉強になる部分もあった。
    一方で、課題を解決するための案に対しては一部疑問を持つ箇所もあった。
    特に若者の出会いや結婚に関しては、著者が若者の感情を捉えらておらず、やはり世代間でのニーズのギャップを埋めることは難しいんだろうなと感じた。

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著者プロフィール

福岡市南区在住。福岡大学経済学部教授。
担当科目:九州経済論、起業戦略論。

【ブログ】
木下敏之の「九州経済論」

【学歴】
東京大学法学部卒業
ラ・サール中学・高等学校卒業

【メディア出演】
KBC「アサデス。ラジオ」木曜日コメンテーター
TNC「記者のチカラ」コメンテーター

【経歴】
1984年 農林水産省入省
1993年 環境庁水質保全局水質管理課
1999年 佐賀市市長に全国の県庁所在地の市長の中で最年少の39歳で初当選
2003年 佐賀市長再選
2012年 福岡大学経済学部産業経済学科教授に就任

「2022年 『データが示す福岡市の不都合な真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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