団塊世代“大死亡時代”の航海図 2040年-医療&介護のデッドライン

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  • 医学通信社
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  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870587564

作品紹介・あらすじ

〔本書より〕「団塊の世代の大死亡時代が刻々と迫っている。筆者もその一員である団塊世代700万人が大量死亡するピークの2040年まであと20年」
 「団塊世代の40万人が,2030~40年にかけて,死に場所難民になる可能性がでてきた。そもそも団塊の世代は,学生時代は管理社会に反抗してゲバ棒をもって暴れた世代だ。病室で点滴と鼻からチューブを入れられて,心電図の音を聞きながら死ぬのは真っ平ごめんだと考えている世代だ」
 「団塊世代の在宅看取りの場を整えることは,実はその後の世代,特に団塊ジュニアが高齢者になったときの在宅ケアに大いに役立つ。そして同時に,これから始まるアジアの高齢化の先進モデルにもなるだろう」


★「2040年問題」──人口が減少する一方で団塊世代が平均寿命ラインを越え,現役1.5人が高齢者1人を支える超高齢化社会を迎えます。

★本書では,そんな時代の医療と介護はどうなるか,地域・医療機関・介護施設の役割はどう変化するのか,団塊世代の死に場所はどこになるか──を医療と介護のリアルな現場や海外の様々な取組みなどから,多角的に考察しています。

★2040年に向かう“潮流”に沿って,今後どのような地域・医療・介護の体制が構築されていくか,医療機関と介護施設は今後どの方向に舵を切るべきか──団塊世代“大死亡時代”の航海図を読み解くヒントがここにあります。

感想・レビュー・書評

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  • 9月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_search/?amode=2&kywd=4311476461

  • 介護にまつわる取り組みや制度が網羅的かつ簡潔に書かれている。2025年に向け待ったなしの状況の中、どう実現していくのか。改めて課題を認識した。

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著者プロフィール

1949年神奈川県川崎市出身
1974年新潟大学医学部卒業、1978年新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて外科医師として勤務。同病院在籍中厚生省から1986年~1988年までニューヨーク州立大学家庭医療学科に留学。1990年国立療養所村松病院副院長。1994年国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長。1995年国立長野病院副院長。2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・同大学大学院医療経営福祉専攻教授、2018年4月より同大学院医学研究科公衆衛生学分野教授。
2020年7月より現職。
 政府委員としては、医療計画見直し等検討会座長(厚生労働省2010年~2011年)、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部「医療情報化に関するタスクフォース」レセプト情報等活用作業部会座長(内閣府2011年~2012年)、中医協入院医療等の調査評価分科会会長(厚生労働省2012年~2018年)、規制改革推進会議医療介護ワーキンググループ専門委員(内閣府2019年~2021年)。

「2023年 『医療・介護DX ~コロナデジタル敗戦からAIまで~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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