子どもの学び教師の学び: 斎藤喜博とヴィゴツキー派教育学

著者 : 宮崎清孝

• 一茎書房 (2009年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

現在の教育論に決定的に欠落しているのは、教師の学びへの着目である。「子どもの自主的な学び」論者も、「教師の指導」を説く論者も、教師の創造的な学びが子どもの学びを創り出すことを知らない。そのことを半世紀前から説いている実践者がいた。日本の教師の知恵が世界の教育観に挑む。

感想・レビュー・書評

[toogoodさんの感想 · 2012年10月9日]

教師が教材から学んだことこそが、子どもの学びとして、授業の成否に決定的な影響を与える。
教えない教師、学び合いという子ども任せの指導では、子どもの認知発達にら何ら影響を与えられない。
指導とは、教材研究とは、授業とはもう一度考え直させる本。

著者プロフィール

宮崎 清孝
宮崎清孝：早稲田大学人間科学学術院教授
佐藤　学：東京大学名誉教授／学習院大学文学部教授
石黒広昭：立教大学文学部教授

「2013年 『新装版　心理学と教育実践の間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」