ゴリララくんのしちょうさん

  • 絵本館
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871101790

作品紹介・あらすじ

ゴリララくんは市長さん。ある日、ひろばの噴水にクジラがたっていました。なぜ、こんなところに?しかしクジラはなにもこたえません。

感想・レビュー・書評

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  • 2013.10.13読了

  • きむらよしおワールドです。大人にはわからなくても子どもたちはとても大好きなゴリララくん。

  • ゴリララくん絵本第2弾。
    市長のゴリララくんのところに、シカクさんが飛び込んできます。広場の噴水にクジラが立っているというのです。急いでかけつけてみてびっくり! 確かにそこには大きなクジラが…。なぜそんなところにいるのか、一向に話そうとしないクジラ。さて市長の決断は?

    今度のゴリララくんは、ちくわの穴になんでもつめていたゴリララくん(ゴリララくんのコックさん2009年絵本館)とはちょっと違います。多少のことでは動じず、あわてふためくシカクさんに惑わされることなく、じっとクジラを見守ります。雨の日も、風の日も、誰も来なくなった雪深い日も、ゴリララさんはクジラのもとへ通いながら、その決断を見守るのです。
    すてきな市長ゴリララくんと不思議なクジラの物語。読めば読むほど味がでる、そんな絵本。

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著者プロフィール

きむらよしお  画家・きむらよしおさんは、パワフルな画風、独特の着想と雰囲気が魅力の絵本を数多く手がけています。福音館からは、『ぎょうざつくったの』『ねこガム』『じいちゃんのよる』『わんニャン』(「こどものとも0.1.2.」2013年1月号)など。「最近、改めてひらがなの形の不思議に思い入っている」とか。「『ん』は鳥の嘴のようでもあり、西洋人の高い鼻のようでもあり、蛇行する棒のようでもあり、たくさん書き連ねると瓦のようにも見えてしまう……」今回の本では、タイトルを描き文字でお願いしています。

「2013年 『がむしゃら落語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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