はしれはしれ

  • 絵本館
4.05
  • (7)
  • (6)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871101806

作品紹介・あらすじ

追うライオン、追われるラクダ。いのちをかけて二匹は、はしる、はしる。この疾走感。哀愁のなかに、ふとたちあがるユーモア。このかつてない読後感。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • はらぺこのライオンと、にげるらくだのお話。絵にスピード感があって、ライオンとラクダの表情も豊か。文字が少ない。小一の息子と楽しく読めた。

  • すごい疾走感と緊迫感。そしてシュール。まさに体力戦、持久戦。私はものすっごい面白かったけれど、娘は反応薄めで残念。(3歳3か月)

  • 2013.07.12読了

  • 2011年度 6赤

  • 勝手な発想ですが、表紙とその題名から、「れっしゃ」の本かと思って借りてみたら…あれ?ライオンとラクダの話??

    勝手な思い込みで全く異なるお話だったので正直ちょっと…感が否めませんでした。

    ただ、その数か月後、3歳になったガムを知らない息子が「ねこガム」でバカ受け。「ねこガム」の作風を知った上で読むと、シュールな面白さが理解出来て面白いかも。

  • らくだとライオンの心と行動の変化とつながりが絶妙です。
    不思議な読後感があります。
    擬態語が面白いので、楽しく読めました。

  • らくだとライオンが、お互いの行動を観察して、考えて行動し、それがまた相手の行動に影響を与えて・・・と、連鎖するのがとても面白いです。
    絵も独特のタッチで、とても楽しめます。
    持久走大会の朝に読み聞かせをしました。
    子供たちの走りに影響したでしょうか?

  • すごくシンプルな話で、シンプルな絵なのだけど、スピード感に圧倒される。
    ライオンとラクダと一緒に、息がきれそに。
    ファーストシーンの朝陽と、ラストシーンの白い風が、なんとも……♪

  • この本には、「ライオン」と「ラクダ」しか出てきませんが
    追うライオン、逃げるラクダ
    この2頭の心理が面白い
    そして、距離が縮まらないことに子ども達は大爆笑!

    読み聞かせのつかみにオススメ!

  • 走る

    走らなければ!!

    休む、立ち上がる。

    見つめ合う

    どうしよう。。。


    こんなに走り続けているのに
     状態が均衡してしまっている人のために。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

きむらよしお  画家・きむらよしおさんは、パワフルな画風、独特の着想と雰囲気が魅力の絵本を数多く手がけています。福音館からは、『ぎょうざつくったの』『ねこガム』『じいちゃんのよる』『わんニャン』(「こどものとも0.1.2.」2013年1月号)など。「最近、改めてひらがなの形の不思議に思い入っている」とか。「『ん』は鳥の嘴のようでもあり、西洋人の高い鼻のようでもあり、蛇行する棒のようでもあり、たくさん書き連ねると瓦のようにも見えてしまう……」今回の本では、タイトルを描き文字でお願いしています。

「2013年 『がむしゃら落語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

きむらよしおの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×