暗黒的出版論: あるいはネット書店で1500円に満たない時に端数調整するための本

著者 : シンキロウ

• 暗黒通信団 (2009年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ericanonさんの感想 · 2010年12月20日]

お気に入りの暗黒通信団さんの本を書店で発見したので、即買い。
昨今の出版の状況について、上からでも下からでもない目線で
説明？解説？している本（だと思います）。
読みながら、「なるほど」と思うところが随所にあって楽しめました。
たった１６ページしかない中に、想像以上の情報が詰まっていて、
内容の濃さの割に詰まることなく読むことができました。
これで１００円とは・・・
巷に溢れるビジネス書を数冊読むより、
こちらを読むほうが「自然に読ませる文章」に触れることができるし、
価値があると私は思います。