- Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873113487
作品紹介・あらすじ
Gauche(ゴーシュ)は、プログラミング言語Schemeの処理系のなかでもきわめて実用的で軽快な処理系です。豊富なライブラリが用意され、スクリプト言語処理系として手軽に扱うことができます。本書は、Schemeの初心者を対象に、Gaucheの基礎からプログラミングの実際までを詳しく解説。Gaucheの開発環境でプログラマがどのように考え、作業していくのかを、順を追って理解できます。本書によって、SchemeやGaucheのコードを読み解く準備ができ、実用的なGaucheプログラミングへの第一歩を踏み出せることでしょう。
感想・レビュー・書評
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以前からLisp系の言語を習得しようと考えていたが、その気持ちが再燃してきた。
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まあ、Gauche作者が書いた解説ということで.
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本家サイトの名前が示しているが, Gauche は実践的であることを主眼に置いた Scheme で, (少なくともR5RSの時点の) 仕様だけでは実用に不足すると思われる機能を沢山盛り込んでいる.
ということが LISP歴の浅い私にも徐々に分かって来た.
本書は, LISP/Scheme 初心者を対象とし, 前半は LISP/Scheme の入門に割かれているが, 全体としては LISP/Scheme に詳しい読者であっても, 実用のための Gauche 独自の拡張やその考え方について学び, これを実用したり, 学んだ概念を他の LISP/Scheme/その他の言語処理系でのプログラミングに活かせるような書籍になっていると思う. -
Lisp/Schemeを勉強したい人には調度良い本
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確かに日本人らしい丁寧すぎるぐらいの解説あり、分かりやすいかもしれない。
しかし、それ故に前半のほとんどは関数の説明に絞られており分厚い関数辞書を読んでいる気分。
もう少しシュチュエーションとリファレンスが欲しかった。
「Kahuaプロジェクト」作なだけに後半の部分がWEB関連に割かれているのもLISP本にめずらしい。 -
Scheme処理系Gaucheの解説書、Gaucheはかなり実用的なScheme処理系なので、
Schemeに慣れ親しんだ人はかなり活用できる事請け合いです、また、様々なジャンルの
プログラムに対応でき、自分で簡単に拡張できます。