- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873114699
作品紹介・あらすじ
初めてプログラミングを学ぶ入門者を対象に、プログラミングの基礎をていねいに解説するプログラミングの入門書。プログラミングとは何かを無理なく理解するために、要点をひとつひとつていねいに解説。簡単な概念から始めて、かなり高度なプログラミングの知識までを身に付けることができる。教材には、誰でもどんな環境でも気軽に使えるRubyを使い、実際に簡単なコードを書きながら理解を深めていく。
感想・レビュー・書評
-
図書館で見かけて手に取ってみた。本書はRubyを題材にしているが、Cを習得したころを思い出してとても懐かしい気分になった。最近のプログラミング入門書はいきなりアプリケーションを作るものが多いが、本書のように数値、関数(メソッド)、ループ、分岐と徐々にやれることを増やしていく方法はちゃんと前に進んでいる感じがして安心感がある。また、プログラミングにエラーやバグはつきものであるが、これの対処法を示さない入門書は意外と多く、うまく動かなくても直すこともできずにプログラミングをあきらめてしまうということがよくある。本書ではうまく動かないサンプルを示すことで、やりがちな間違いに対して注意を促し、エラーやバグの対処法も解説していて、つまずいても前に進むことができるような工夫がされていた。プログラミングの入門書としてだけでなく、どう教えればよいかの参考にもなる素晴らしい本だった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りた。ルビーって少し毛色違うな
-
読みやすい。構成がいい。練習問題も解答例がある。総じて取り組みやすそう。
ただ、はじめてのプログラミングという題から受ける考え方の教授というよりは、rubyの初学目的での利用が向いてるかも。 -
Rubyは日本発のプログラム言語だけど、それを海外の人間が参考書を書いて、それが翻訳されて手元に届く。それって結構すごいことだと思う。
-
Amazon書評にもあるように「コードの誤植」が多くて、コードを写そうとする初学者にはかなりつらかった....
とはいえ、父親が息子に自転車の乗り方を教えるような、優しい眼差しで書かれた文章は初心者にもとても優しかったです。 -
初めてのプログラミングを Ruby を使って解説。
ユーモアたっぷりの文章で、分かりやすい解説、そして薄くて読み切りやすい。プログラミングが初めてで、Ruby を学ぼうっていう人には一番いいと思う。
題名にRuby って入ってないので、Ruby本と見なされにくくてとっても損してると思う。
第2版からは練習問題の解答例も付いている。
ただし、フォント、レイアウトの見やすさ、翻訳の読みやすさは第1版の方が上。両方並べて読んでる。
→『初めてのプログラミング』第2版と第1版の翻訳を読み比べてみた
http://blog.livedoor.jp/noanoa07/archives/1503069.html
あと、第1刷にはプログラミング例に誤植が散見されるので、正誤表で要訂正。
→『初めてのプログラミング 第2版』正誤表(私家版)
http://blog.livedoor.jp/noanoa07/archives/1501126.html -
内容が分かりやすく、練習問題の解答例もあり、途中で分からなくなるということは無かった。