マスタリングNginx

  • オライリージャパン
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873116457

作品紹介・あらすじ

本書はNginxの全体像を機能ごとに解説した徹底ガイドです。中級以上のシステムアドミニストレータおよびシステムエンジニアを対象に、豊富な設定例、ベストプラクティス、ディレクティブのリファレンス、トラブルシューティングを示しながらNginxの細部に迫ります。

感想・レビュー・書評

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  • 概ね必要な情報は揃っていると思う。これを見て入門するのはハードルが高い気がするので、ある程度知ってから読むべき物か。ある程度具体的にユースケースに応じてパラメータを書いてくれているのは助かるはず。キャッシュやバッファリングなど、要所で図を入れてくれているのも親切。


    - 1.Nginxとサードパーティモジュールのインストール
     - パッケージ管理ツールを用いたNginxのインストール
     - ソースからのNginxのインストール
     - Webサービスとメールサービスの設定
     - その他のモジュールの有効化
     - サードパーティモジュールの取得とインストール
     - 実際の設定例
     - まとめ
    - 2.Nginxの設定
     - 設定ファイルの基本フォーマット
     - Nginxのグローバル設定
     - インクルードファイルの使用
     - HTTPサーバセクション
     - 仮想サーバセクション
     - ロケーション
     - メールサーバセクション
     - 設定ファイル全体の設定例
     - まとめ
    - 3.メールモジュール
     - 基本的なプロキシサービス
     - 認証サービス
     - memcached との連携
     - ログファイルの解析
     - OSによる制約
     - まとめ
    - 4.リバースプロキシ
     - リバースプロキシと
     - upstream モジュール
     - 上位サーバの種類
     - 「if」設定を新しい形式の設定に変換する
     - 上位サーバの問題をエラードキュメントを用いて処理する
     - クライアントのIPアドレスを取得す
     - まとめ
    - 5.リバースプロキシに関する高度なトピック
     - 分離とセキュリティ
     - アプリケーションコンポーネントの分離と拡張性
     - リバースプロキシのパフォーマンスチューニング
     - まとめ
    - 6.Nginx HTTPサーバ
     - Nginxのアーキテクチャ
     - HTTP core モジュール
     - 過度なアクセスを抑止する limit 系モジュールの利用
     - アクセスの制限
     - ストリーミングメディアファイル
     - 定義済みの変数
     - Nginx を PHP-FPM と併用する
     - Nginx と uWSGI を連携させる
     - まとめ
    - 7.開発者から見たNginx
     - キャッシングの統合
     - コンテンツの動的な変更
     - SSI の利用
     - Nginx による複雑なロジックの実装
     - 保護されたリンクの生成
     - 画像ファイルの処理
     - Webサイト訪問者の追跡
     - 意図しないコード実行の抑止
     - まとめ
    - 8.トラブルシューティングのテクニック
     - ログファイルの解析
     - 高度なログ出力の設定
     - 一般的な設定エラー
     - OSの制約
     - パフォーマンスの問題
     - Stub Status モジュールの利用
     - まとめ
    - 付録
     - ディレクティブ一覧
     - リライトルールのガイド
     - Nginxコミュニティ
     - Solaris でネットワークの設定変更を保持する
     - Nginx を Windows 上で実行する

  • 既にnginxについてある程度知っている人が前提。

    主に中級者をターゲットとして、深堀りしたい人に良いかもしれない本。

    特に書籍の最初の辺りからnginx専門用語がそれなりに出て来て、
    あまり触った事が無い人が勉強のためと思って買うとしんどいと思う。
    勉強のためなら『nginx実践入門』のほうをお勧めする。

    ディレクティブの説明もonの場合の説明であったりoffの場合の説明であったり、
    記述方法について説明が無かったりしていて、
    公式のリファレンスを見たほうが良いレベルのものもわりと散見される。

    よってリファレンスには向かない。

  • 必要なところから読んでいけばいい構成になっている。
    主にキャッシュ周りや画像処理、リバースプロキシのところを中心に読んだ。
    少ないページ数の割に幅広く扱っているが、『ハイパフォーマンスHTTPサーバ Nginx入門』とも重複する部分も多く、どちらか一冊があれば十分だと思った。
    あとは公式のドキュメントで補完していく感じ。

    ただし画像処理の話やtry_filesとifの組み合わせによる落とし穴の話とかは、確か『ハイパフォーマンス』の方には無かったような気がするので、今買うならこっちがいいと思う。

    また、メールモジュールについて3章でまるっと解説されている。
    あまりnginxのメールモジュールを調べたことがなかっただけに新鮮だった。

  • Nginxの各種設定パラメータに関して、たしかに細かに取り上げて解説を加えて入るのですが、はじめから順番に読んでいくマニュアルにも、必要に応じて特定のトピックスを読むリファレンスにもなりきれていないという感じです。

    資格試験の補助教材として読んだというコンテキストはあるにしても、各種モジュールが提供するディレクティブについて一覧しながら、それらのディレクティブが取りうる値の指定形式(型やフォーマット、単位など)や付随するパラメータの列挙は解説文中に分散して記載されるというのはやはり読みにくいものでした。

    また章立てについても、序盤で全般的設定に関するディレクティブを紹介したあと、メールサーバとしての設定に移り、その後あれこれあったあとにいきなりHTTPリバースプロキシについて2章続き、しかるのちにやっとHTTPサーバの設定の話題に入るという(少なくとも私には)錯綜しているとしか思えない順序になっています。

    以上のように総じて微妙な構成の本書ではありますが、アスキー・メディアワークス刊『ハイパフォーマンスHTTPサーバ Nginx入門』と比べれば高度な内容が多く扱われているのも事実だと思います。

  • だいたいわかったので、あとは実際に使えるかどうか。

  • Nginxの解説本。

    HTTPサーバやプロキシ機能だけでなく、メールのリバースプロキシ機能があることをこの本を読んで知りました。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4586547.html

  • Nginxの概要を知るのにちょうどよい。設定周りが充実しているのでリファ本として使えそう。

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