Lean UX ―リーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン (THE LEAN SERIES)
- オライリージャパン (2014年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873116617
感想・レビュー・書評
-
読了
今後のwebデザイナのあり方に悩んでいる、デザイナーさんがいたら是非読んでほしい。
先日、受託型のwebデザイナーが、
「最近、グリッドデザインとかレスポンシブデザインとかで、いわゆる、フォトトショで全てきれいにデザインし、成果物を残すことがが求めらなくなってきている」
ということを話していました。まさしくwebデザインの世界でもLeanが求められて来ているのだろう。本書の「8.9スピードが第一、美しさはその次」、「8.10課題解決に価値を置く」あたりで、「組織が、美しさや仕上げの精度、詳細への配慮に価値を置かなくてはならないことに変わりはない。しかし、組織は同時に、素早く共通理解をつくりあげる能力を、これまで以上に求めている。デザイナーは、アイディアから実証済の学習や体験に到達した経路に示すことよて、自らの課題解決の能力を実証できる。デザイナの自らの真価はそこにある。」と書かれている。
ただきれいなデザインして、コーディングして納品するのではなく、まさしく、MVPで仮設検証プロセスを実施し、お客さんと成長していくことが今後求められるのかもしれない。ただ、お客さんとどう協調していくか、契約をどうしていくは、まだわからない。
システム開発の世界で、これまでの納品型の受託開発というやり方ではない、やり方が普及しつつある。その方法の一つに、スクラム開発(本書の中でもスクラムの話は詳しく書かれている)。そこにヒントがあるかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短いながらも,Lean UXとは何かや,その中で行うプラクティスの例や事例を紹介している
-
MVPはどう作るべきか、できるだけ早く市場に価値を届けることのできるチームはどのようなチームか、について。
-
リーンスタートアップのデザイン版。
リーンの原則、考え方、やり方を記載しながらも、デザインに特化した内容がかかれている。
リーンの経験が少ないからなのか、あまり入ってこなかった。読みながらできそうなところを実践してみようと思う。 -
素直にやってみる。