入門 React ―コンポーネントベースのWebフロントエンド開発
- オライリージャパン (2015年4月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873117195
作品紹介・あらすじ
本邦初のReact解説書! すべての情報が一冊にコンパクトにまとまっている!
Facebookが開発したJavaScriptライブラリ「React」の解説書。本書では、数多くのサンプルを用いてReact.jsのすべての側面を解説します。1章から7章でReactコンポーネントの作成と合成を学び、Reactの基本的な使い方を理解します。8章から13章ではワンランク上のコンポーネント作成について学びます。14章と15章ではReactと共に使用して堅牢なアプリケーションを実装するためのツールについて学びます。最後に16章と17章でReactを使ってアプリケーションを実際に作成します。読者はコンポーネントベースの最新のフロントエンド開発についての体系的な知識と技術を身につけることができます。
感想・レビュー・書評
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だいぶ今更の感はありますが『入門 React ―コンポーネントベースのWebフロントエンド開発』を読みました。
対象読者には、JavaScriptの挙動についてきちんと理解していること、DOMの直接操作やjQueryのような(今にしてみれば)ごくごくローレベルのAPIを提供するライブラリの利用に慣れていることが期待されています。
内容としては、Reactの基本概念から利用方法の「あるべき」、典型的アンチパターン、代表的なサードパーティ製ツールとの組み合わせ方など、Reactのエコシステムの概観までを含んだ内容になっています。
一方でこの手の参考書でよくある開発環境のセットアップ方法や"Hello World"については巻末の「付録」にさらっとまとめられているだけ。
ReactがAngularのようなフルスタックなSPAフレームワークではなく、あくまでもビュー(View)に特化した生のJavaScript(≠TypeScriptのようなトランスパイル言語)による利用を想定した、ようするによくもわるくもシンプルで世代的には少し以前のフレームワークである点を考慮しても、これは面白い構成だなと感じました。
この点私としてはデメリットとは感じておらず、Reactというフレームワークとその周辺を眺めわたすのに好都合と感じています。
JavaScriptやTypeScriptについて若干の知見があって、これまで触ったことのなかったReactについてひとまず足がかりを得たい、という方には良書ではないかと思います。 -
reactの本の中では一番いい。技術書自体少ないのもあれだけど
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Reactに詳しい。
Reduxに関しては記載がなしです。 -
請求記号 547.48/B 14
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入門だけあって、概要が分かるようになっています。
まえがきにもありますが、AngularJSなどを使ったSPAの開発をしたことがあると本書の内容をスムーズに理解できますが、必須というわけではありません。
若干内容薄めなのでけっこう早く読めます。でももう少し濃くても良かったのではとも思います。Fluxは重要な概念のはずなのに、え、これだけ?という分量の説明でした。入門だからいいのか。
サンプルコードがオライリーのページからダウンロードできるので、見てみようと思います。 -
(まだ第一部基礎だけど)触り始めてふとでてくる疑問をわかりやすい言葉で解決してくれてる。Reactが好きになれそう、そんな感じ。
ただ、タイトルに反して「作ってみよう」的な内容ではなくて、写経するとアプリが完成するというものではないです。