インティメイト・ストレンジャー ―「匿名性」と「親密性」をめぐる文化社会学的研究―
- 関西大学出版部 (2017年10月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873544755
作品紹介・あらすじ
匿名性と親密性は相反するものだと考えられてきた。ところが新しく登場した通信メディアによって匿名であるから親密になれる人間関係が登場した。本書は80年代から今日に至る現代社会における情報メディアの発達と人間関係の変容からこの問題を分析し、さらに「複合現実社会」の登場と「社会的迷彩」について論じる。
感想・レビュー・書評
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◆1/28オンライン企画「わたしの“モヤモヤ”大解剖―わがまま論・つながり論を切り口に―」で紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=GTaAW7pHRII
本の詳細
https://www.kansai-u.ac.jp/Syppan/2020/09/0af6cecf0f10d3bf65c063d84056715c14d7159b.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
資料ID:21503654
請求記号:361.454||T
配架場所:普通図書室 -
宮台真司さんと微妙に似ているフィールドで研究していたのかな、と感じた。
でも、近年のバーチャルリアリティ関連の話は難しいけれど未来を見据えていて面白かった。
インティメイト・ストレンジャーの定義は面白いと感じたが、他の学者も名前を変えて似たような現象を定義していると思う。この辺りの研究は過渡期なのだろうか…。過渡期だからこそ、今を研究している感じで私にとって社会学は面白い学問なのかもしれない。