風土学はなぜ 何のために

  • 関西大学出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873546971

作品紹介・あらすじ

オギュスタン・ベルクは、日本留学を機に、西洋とは異質な日本の風土に出会い、和辻哲郎の風土学を知る。人間と自然の不可分な関係を前提する風土学は、近代の二元論を批判し、二元論にもとづく西洋近代文明を相対化する。小著ながら、「通態化」をはじめとする独自の概念にいかに到達したかが、コンパクトに語られている。

著者プロフィール

オギュスタン・ベルクAugustin Berque:フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)名誉教授。1942年モロッコ生まれ。1969年に初来日し、以降、北海道大学講師、宮城大学教授などを歴任し、通算数十年日本に滞在する。和辻哲郎の著作『風土』から大きな影響を受け、自然にも主体性があるという「自然の主体性論」を提唱。2018年コスモス国際賞授賞。

「2021年 『BIOCITY ビオシティ 88号 ガイアの危機と生命圏(BIO)デザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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