本書は、日本語記述文法(文論)に関するいくつかのテーマについて著者がこの2年間で考えたことを一書にまとめたものです。
益岡隆志(ますおか・たかし) 1950年 岡山市生まれ。 1974年 大阪外国語大学外国語学部英語学科卒業。 1976年 同大学院外国語学研究科英語学専攻修了。 2008年 博士(文学)、神戸大学。 神戸市外国語大学名誉教授。現在、関西外国語大学教授。 著書に『命題の文法』(1987年)、『モダリティの文法』(1991年)、『複文』(1997年)、『日本語文法の諸相』(2000年)、『三上文法から寺村文法へ』(2003年)、『日本語モダリティ探究』(2007年)、『日本語構文意味論』(2013年)。いずれも、くろしお出版。 「2021年 『日本語文論要綱 叙述の類型の観点から』 で使われていた紹介文から引用しています。」