実践を創る 新・看護学原論: ナイチンゲールの看護思想を基盤として

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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874741504

作品紹介・あらすじ

■出版社 : 現代社 ( 在庫あり ) 定価 本体 : 2,400円 (税別) ■

本書は、これまで長年、看護界・福祉界に身を置いてきた著者が、「看護とはいったい何か」「看護師はいかにあるべきか」 など、これから看護学を学び始める初学者へ伝えたい、 「看護の本質」 を まとめた一冊である。
第1部 「看護学の構造と看護の本質」 では、「看護とは何か」 を解く看護の目的論、 「看護における人間とは何か」 を問う看護の対象論、 「看護実践はどのようにして展開されていくのか 」 という看護の方法論 など、 看護実践を支えるための 「看護の原理」 が述べられる。
また、 第2部 「ナイチンゲールの看護思想」 では、 看護師 としてだけでなく、統計学者や病院建築家、 社会改革者など、様々な分野で活躍 したナイチンゲールの 「7つの顔」 を紹介し、 真のナイチンゲールの姿が明らかにされる。

■ 第1版/2012年/B5判/280頁
■ 定価 2,400円 (税別) ■ ISBN 978-4-87474-150-4

感想・レビュー・書評

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  • 前半は前著の焼き増しで飛ばして良い。看護の目的論、対象論、方法論の整理は分かりやすかったが、方法論はかなり曖昧。まあ原論なんで...。第2部(ナイチンゲールの7つの顔)も不要かな。
    「人間という生命体は地球上の生物が長い歴史の中で辿りついた1つの完成した姿であると言えるでしょう。」何を持ってこう言えるのか?人体を構成している細胞の数?人間はそんなに万能な生き物なのか?
    「変化がまったくないような閉じこもりの生活もまた、人間の生命力を消耗させてしまいます。」著者の言葉を借りれば、回復過程における他者との接触の回避も生命力を維持・向上させる機会である。

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著者プロフィール

1969年東京大学医学部付属看護学校卒業。1976年慶応大学文学部卒業。87年ナイチンゲール看護研究所設立。徳島文理大学大学院看護学研究科教授。著書に『新版 ナイチンゲール看護論・入門』(現代社)、監訳に『実像のナイチンゲール』(リン・マクドナルド著 現代社)。

「2023年 『よみがえる天才9 ナイチンゲール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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