アインシュタイン、神を語る: 宇宙・科学・宗教・平和

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875023265

作品紹介・あらすじ

光量子説や相対性理論により、宇宙をニュートン力学から解放した物理学者は、ユダヤ系ドイツ人として、ヒトラー率いるナチに脅かされ、米国亡命を余儀なくされた。20世紀、もっとも広く知られる人物アインシュタイン。その科学精神を支えた信仰とは、そして神とは何だったのか。社会学者であり詩人でもある著者との対話が、アインシュタインのこころを浮かび上がらせる。

感想・レビュー・書評

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  • アインシュタインと著者(社会学者・詩人)の対話が続く、アインシュタインという天才の声が身近な存在として生き生きと復元されます。有名な「神は世界を相手にサイコロ遊びをなさらない」という言葉も出てくる。宇宙そのものを神として信じるユダヤ精神に溢れる天才の考えの背景は数学・物理学・哲学の領域の近さを物語っているようです。教会、ヒトラー、平和などについての考えも度々話題に上り興味深い話が、天才から非常に分かりやすい言葉で語られます。大変ユニークな書物だと思います。

  • アインシュタインと宗教という組み合わせに興味を惹かれ読んでみました。

    自分の宗教観を固めるには、ためになる本でした。

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著者プロフィール

ドイツ生まれの詩人。フランクフルト大学にて社会学博士号取得。渡米後、合衆国戦略事務局(CIAの前身)を経て、ハーヴァード大学や州立サンノゼ大学などにて教鞭をとる。スタンフォード大学フーバー研究所名誉教授・客員研究員。

「2015年 『アインシュタイン、神を語る 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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