カエルの死: タイポグラフィクション

著者 :
  • 光風社出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875194705

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  • レイモンド・フェダマン『嫌ならやめとけ』、サルバドール・プラセンシア『紙の民』、マーク・Z・ダニエレブスキー『紙葉の家』、円城塔『文字渦』、ni_kaのモニタ詩・AR詩に通底するタイポグラフィクション。当時としては恐ろしく前衛的な実験文学だったのだろうと想像する。それが、今では国民的な作家である。その作家の、前衛性が垣間見える作品。

  • 文字で見せる、というか文字がイラストになっているタイポグラフィ。当時はワープロ時代で、フォトショップもイラストレーターもなかったわけで、独創性に驚いた。
    そのままデザイナーとしてもいけちゃうな、とか思ったりして。編集者として大いに参考になる1冊。タイトルが……(T.T)

著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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