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- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875252290
作品紹介・あらすじ
量子力学を応用するという立場からは、行列力学よりもシュレーディンガーによって提唱された波動力学の方がはるかに便利かつ簡単であるため、行列力学を取り上げる教科書はほとんど無くなってしまった。
ただし、行列力学で培われた概念なくして、量子力学を深く理解することは困難である。また、行列を学習することは、初学者にとってもっとも重要な量子力学がいかにして生まれたかを理解するうえで重要となる。
本書では、行列力学がどのような概念のもとに形成されていったかを振り返る。
量子力学は確かに難解な学問であるが、まったく手に負えない代物では決してない。そのえられた成果の皮相的な面だけではなく、それが建設される過程と背景を知れば、より身近なものとなろう。
感想・レビュー・書評
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高校レベルの数式・計算法から説明があるので解りやすいです。
ただ途中式等はほとんど書かれていない為、実際に自分で計算しないと式変形がよく解らなかったりします。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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