なるほど量子力学: 行列力学入門 (1)

著者 :
  • 海鳴社
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875252290

作品紹介・あらすじ

量子力学を応用するという立場からは、行列力学よりもシュレーディンガーによって提唱された波動力学の方がはるかに便利かつ簡単であるため、行列力学を取り上げる教科書はほとんど無くなってしまった。
 ただし、行列力学で培われた概念なくして、量子力学を深く理解することは困難である。また、行列を学習することは、初学者にとってもっとも重要な量子力学がいかにして生まれたかを理解するうえで重要となる。
 本書では、行列力学がどのような概念のもとに形成されていったかを振り返る。
 量子力学は確かに難解な学問であるが、まったく手に負えない代物では決してない。そのえられた成果の皮相的な面だけではなく、それが建設される過程と背景を知れば、より身近なものとなろう。

感想・レビュー・書評

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  • 高校レベルの数式・計算法から説明があるので解りやすいです。
    ただ途中式等はほとんど書かれていない為、実際に自分で計算しないと式変形がよく解らなかったりします。

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著者プロフィール

理工数学研究所 所長 工学博士
情報・システム研究機構 監事
2012 年より2021 年まで芝浦工業大学学長
2021 年より岩手県DX アドバイザー
現在、日本数学検定協会評議員、日本工学アカデミー理事
技術同友会会員、日本技術者連盟会長
著書「大学をいかに経営するか」(飛翔舎)
「なるほど生成消滅演算子」(海鳴社)
など多数

「2024年 『解析力学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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