地球を脅かす化学物質: 発達障害やアレルギー急増の原因

  • 海鳴社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875253419

作品紹介・あらすじ

日本はOECD(経済協力開発機構)加盟国のなかでは韓国と1.2を争う農薬多用国(農地単位面積当たり)なのです。国産野菜だからと、安心はできません。さらに日本で問題視したいのは、ミツバチがいなくなった原因とされる浸透性ネオニコチノイド系農薬が多量に使用されていることです。
すべての生物の体内は精密化学工場のようなものです。細菌から人間に至るまで体内で作られ、作用する基本的な物質はほぼ同じです。虫類にのみ害があり、人間には無害という物質はほとんどないに等しいといえます。この本では、最新の論文を丹念に調べ、初心者の方でもわかりやすいように丁重に地球における化学物質の現状を解説しています。

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著者プロフィール

東京都生まれ。
1975年、お茶の水女子大学理学部生物学科卒業、1977年、同大学院修士課程を修了。1977年、東京都神経科学総合研究所、微生物学研究室、研究職員。1997年、同研究所、脳構造研究部門、主任を経て、発生形態研究部門、主任。2011年、同研究所の統合に伴い公益財団法人・東京都医学総合研究所、脳発達・神経再生研究分野、神経再生研究室、研究員。2013年~2017年、同研究所、こどもの脳プロジェクト、研究員。1984年、東京大学にて医学博士号取得。現在、環境脳神経科学情報センター副代表
研究テーマ:環境化学物質による人体影響(とくに脳発達への影響)、生態影響
著書:『発達障害の原因と発症メカニズム 脳神経科学からみた予防、治療・療育の可能性』河出書房新社、2014年、黒田洋一郎と共著

「2018年 『地球を脅かす化学物質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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