市民がつくる政治倫理条例

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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875558781

作品紹介・あらすじ

政治倫理は、「公職者」の不正行為による政治腐敗を防止することであり、それには法制度が必要です。今では、多くの自治体が政治倫理条例をもつようになりましたが、実際は「政治倫理」とは名ばかりの、ずさんな条例も増えました。なかには、「厳しすぎる」「実情に合わない」などとして改悪する例さえあります。この逆流をなんとしても押し止めねばならない。そのために、政治倫理条例はどのようなものであるべきかを再確認する必要があります。

感想・レビュー・書評

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  • 1 政治倫理条例とはなにか
    堺市条例から40年
    定型化した政治倫理条例
    2 なぜ政治倫理条例が必要か
    公職者の適格性の保証
    口利き政治をなくす
    現行法で腐敗は防げない
    3 政治倫理条例の仕組み
    目的規定
    適用対象
    政治倫理規準
    関係企業の請負辞退・指定禁止
    資産公開

    4 条例の作成・運用のポイント=Q&A
    政治倫理規準
    請負規制等
    資産公開
    政治倫理審査会
    調査請求権
    問責制度
    政治倫理条例

  • 東2法経図・6F開架:318.4A/Sa25s//K

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著者プロフィール

1932年和歌山県生まれ。1956年京都大学法学部卒業、58年大阪市立大学大学院法学部研究科修士課程修了。1961年九州大学教養部講師、助教授、教授をへて同法学部教授。1996年定年退官、名誉教授。
主な著書
『問われた報道の自由』(編著)法律文化社、1971年
『指定管理者制度と情報公開』自治体研究社、2006年
『政治倫理条例のすべて』公人の友社、2016年
ほかに、訳書、H・I・シラー『世論操作』青木書店、1979年。コラム集『冷めた紅茶』『ちびた鉛筆』現代書館、1989、92年

「2018年 『ポピュリスムと司法の役割』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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