不思議の国ルイス・キャロルのロシア旅行記

  • 開文社出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875719915

感想・レビュー・書評

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  • ルイスキャロルが不思議の国のアリスを出版した二年後の1867年にドイツやロシアを旅行したときに書いた日記。
    日記とはいえ、始めから多数の人に読んでもらうことを想定して訪問したところや人々の様子が詳細に書かれています。
    ルイスキャロルの不思議の国のアリスも読んだことがなく、関心も無かったですが、いずれロシアへ行ってみたい私にとっては興味深い本でした。
    印象に残ったのは、各都市の美術館以外にも、教会や聖堂をかなり頻繁に訪問していること。敬虔なクリスチャンであれば当時としては当然なのかもしれませんが、現代ならいろんな娯楽にあふれているので、ここまで頻繁に教会等を訪れないのでは?と思いました。

  •  『不思議の国のアリス』で有名なルイス・キャロルが、友人とともに1867年にロシア旅行に赴き、そのときの体験を事細かに綴ったものを日本語訳したもの。
     日記ではあるけれども、もともと他者に見せるために書き記したようで、絵の感想一つとってみても長々と、仔細に至る。彼が観たという絵についても中に写真があって、観ていて飽きない。

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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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