李賀 垂翅の客

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  • 芸術新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875863564

作品紹介・あらすじ

二十にして心已に朽つ-鬼才が鬼才をよむ。著者が生涯をかけた「李賀伝」を集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 草森紳一の新しい本が読めるとは思っていませんでした。しかも「東洋のランボー」!

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    「 鬼才が鬼才をよむ!
    著者が生涯をかけた「李賀伝」を集大成!
    特別付録に幻の小説
    「悲しみは満つ 千里の心 唐の鬼才李賀の疾書」掲載

    東洋のランボー! 李賀—わずか240余篇の詩を残し27歳で夭折した中唐詩人。李白は天才、白楽天は人才、李賀は鬼才と称された。中国のみならず我が国でも、佐藤春夫、泉鏡花、芥川龍之介、堀辰雄、三島由紀夫など、多くの作家から絶大なる評価を得てきた「千古の鬼才」。

    《李賀の詩のあるものは極めて難解であり、それを解釈する草森の評伝『垂翅の客』も、わかりやすい本ではないだろう。けれども、「解釈のわずらわしさを避けない心がまえがなければ李賀の詩は読めない」のは確かで、その険路を乗りこえたところに展開する絶景は、筆舌につくしがたい。—潑溂淋漓、縦横無尽、世界文学の鬼才李賀を描く文章として、この一編にまさるものは稀であろう。》(原田憲雄 跋より)」

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著者プロフィール

一九三八年北海道生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。七三年『江戸のデザイン』で毎日出版文化賞受賞。二〇〇八年三月、大量の蔵書を遺し逝去。著書に『ナンセンスの練習』、『円の冒険』『絶対の宣伝 ナチス・プロパガンダ(全四巻)』『荷風の永代橋』『「明日の王」詩と評論』(共著)など多数。

「2018年 『本が崩れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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