文章添削の教科書

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  • 芸術新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875864776

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  • 文章を添削するということは、
    読む力が伸びる、
    書く力が伸びる、
    考える力が伸びる、
    ことであることが説得力もって語られている。

    文を正しく理解し、
    ①正しく(はっきり)
    ②わかりやすく(すっきり)
    ③切れ味よく(くっきり)
    ④ふさわしく(ぴったり)
    表現すること。

    これをするために、読み、考え、書く力が増す。

    実在の文章(夏目漱石や、宮沢賢治まで!)添削をしていて、具体的で分かりやすい。

    確かに、すっきり、はっきりとなっていて、分かりやすくなっている。

    元の文をよーく理解して、添削しないといけない。

    筆者の長年の経験に裏打ちされた内容です。

    どうしても文法に偏っていってしまうのが、読み進める上で、ちと辛いですが、面白かった。

著者プロフィール

コトバ表現研究者。1952年桐生市生まれ。法政大学卒業後、日本コトバの会に入会。以来、「読む、書く」「話す、聞く」の実践研究と実技指導を続ける。現在、コトバ表現研究所所長、日本コトバの会講師、表現よみオーの会代表。弊社からは「文書添削の教科書」2015年(4刷)、「声を鍛える」2017年 を刊行。

「2019年 『読書の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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