元祖・本家の店めぐり町歩き

著者 : 坂崎重盛 南伸坊

• 芸術新聞社 (2019年4月18日発売)

感想・レビュー・書評

[taguttiさんの感想 · 2023年4月7日]

＜目次＞
第１章　　元祖、本家の町・麻布十番
第２章　　江戸風味・森下から門前仲町
第３章　　伝統の誇り・上野、湯島界隈
第４章　　ノスタルジア・築地・佃・月島界隈
第５章　　盛り場の本命・浅草へ
第６章　　遠足気分で熱海へ
第７章　　散歩通向き、駒込から巣鴨へ
第８章　　修学旅行気分で日光へ
第９章　　冬の絶景・江の島へ
第10章　　老舗ぞろいの日本橋・人形町
第11章　　海に近い城下町・小田原へ
第12章　　ぶらぶら歩きの王道・銀座

＜内容＞
東海教育研究所の「望星」に連載の記事の単行本化。坂崎さんのダジャレが炸裂するが、坂崎さん？南伸坊は知ってるけど…。案内役の編集部の人も悪乗りで、脱線が頻繁。年寄りなのでその脱線も教養度が高いが…

[hito-kotoさんの感想 · 2020年7月23日]

南伸坊＆坂崎重盛「元祖・本家の店めぐり町歩き」、２０１９．４発行。かなり期待して読みましたが、私が期待した内容ではなかったです。麻布十番、門仲、上野・湯島、浅草、銀座など１２の地域について紹介されています。私は、大衆酒場や町中華が好きなので、「元祖・本家の店」は数えるほどしか訪れてないです。私としては、見るからに敷居が高い店と、自然体の店と、両極端な気がします。リピーターになりたいなと思える店がいいと思います！

著者プロフィール

坂崎 重盛 (さかざきしげもり)

1942年東京生まれ。千葉大学で造園学・風景計画学を専攻。

横浜市計画局に勤務。退職後、編集者、エッセイストとして活躍。

著書に『神保町「二階世界」巡り 及び其ノ他』『東京煮込み横町評判記』

『季語・歳時記巡礼大全』『名著再会「絵のある」岩波文庫への招待』

『粋人粋筆探訪』『元祖・本家の店めぐり町あるき』。

「THE ALFEE」の坂崎幸之助の叔父。

「2022年 『荷風の庭 庭の荷風』 で使われていた紹介文から引用しています。」