愚者の精神史きれぎれ: 農本主義から柳田国男、宮沢賢治、そして鬼

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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876160143

作品紹介・あらすじ

著者の長年に亘る研究の姿勢は、代表的といわれるもの、主流といわれるものへの迎合を拒否し、常に懐疑的な視点を持つことに貫かれている。
かつて「柳田学批判」への転回を恐れることなくやってのけた著者綱澤満昭が、自らの「日本の近代思想史研究」の道のりを振り返る時、自在に語られる農本主義から柳田国男、宮沢賢治、そして鬼論。
必然のつながりが鮮やかに浮かび上がる。
柔らかな著者の語りも魅力的。
「日本の思想史研究」などと聞くと、専門書か。とたいてい腰が引けるという人に是非読んでほしい。お薦めする!

著者プロフィール

思想史家。1941 年、満州(中国東北部)生まれ。
1965 年、明治大学大学院修士課程修了、専攻は近代日本政治思想史。近畿大学名誉教授、姫路大学(元)学長。
著書に『日本の農本主義』(紀伊國屋書店)『農本主義と天皇制』(イザラ書房)『柳田国男讃歌への疑念』(風媒社)『日本近代思想の相貌』(晃洋書房)『思想としての道徳・修養』(海風社)『宮沢賢治の声 —啜り泣きと狂気』(海風社)
『農本主義という世界』(風媒社)など多数。

「2019年 『ぼくはヒドリと書いた。宮沢賢治』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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