成功の暗号 (心の基本ソフトウェア (1))

著者 : 村上和雄 ルー・タイス

• 桐書房 (2001年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

眠っている遺伝子や潜在能力を目ざめさせ、自分を最大限に生かした人生を送る秘訣が記されている。

感想・レビュー・書評

[shiluckyさんの感想 · 2006年5月2日]

【目的】

【引用】

【感じたこと】


【学んだこと】
否定的な自己対話はやめる。
すべて肯定的な言葉遣いをする。
自己イメージが潜在能力をコントロールする。
前向き、明るく、やる気でスイッチがオンになる。

[kirisutoinochiさんの感想 · 2017年1月6日]

書評動画を見て興味を持った。アマゾンの書評もなかなか良かったが、所詮サムシンググレートといっても進化論的背景は、本人は見えていないようだ。後半のルータイスの言葉で言えばそれが村上和雄のスコトマ。評判ほど面白くはなかった。キリスト者としては進化論的な内容にも注意。

後半のルータイスのところだけ高速大量回転した。
ルーの理論の復習になってよかった。星は三つ。

以下に付箋を貼った個所の要約を載せる：

46-47：人との交流の大切さ。なるべく多くの人と情報を交換する。自分にとどめず流す。

88：高脂肪を摂取すると体は脂肪細胞をそれ以上は太らせないように働く。

118：遺伝子をONにするには物事を前向きにとらえること。

※総じて科学者というよりニューエイジ的な記述。科学者だから皆聞くが、証拠から大きく逸脱した発想が多々ある。

203：why と what にこだわり、howにはこだわらなくてよい。

206-207：心からなりたいものを思い描く。

209：心からなりたいものになってよい。人生で何を目指すのかは、静的ではなく動的な活動による。

210：あなたを制止するものはただ一つ。ビジョンの欠如、使命感の欠如、古い形や古い習慣、使い古しの「言い訳」だけ。

214：見果てぬ夢を見るのはあなたの周りのコミュニティーのため。彼らのために何を夢見る？

219：鍵が見つからない時、「鍵をなくした」といえば潜在意識はその言葉の通りに見えている鍵を意識しないで「見えなく(なくして）」しまう。

228：答えはそこにある。まだ見えていないだけ。

254：自己イメージが潜在能力をコントロールする。(小学校の時の逆さけんすい。個人的思い出。）

[はっとり さちこさんの感想 · 2011年10月31日]

人は真実に基づいて行動しているのではなく、
真実だと信じこんでいる真実に基づいて行動している。

という。

だから、人は考えを変えられたら行動も人生も変えられる。

言葉は分かる、けれど、それがスッとできにくい。

しかしながら、
私たちの人間としての根元である遺伝子の科学的な根拠を知ると、
大丈夫できると信じれる。

遺伝子の働きは、それを取り巻く環境や外からの刺激によって変わってくる

という。

そして、
生物の遺伝子がON/OFFしていることがわかっているという。

もちろん、これはすべて科学的に分かってきたことです。

・・・・・

だから、ここは安心して、

自分の可能性を止めないで、
自分の可能性にかけることをする価値があるのではないでしょうか？

そんな思いを抱かせてくれる一冊です。

著者プロフィール

筑波大学名誉教授。米国オレゴン医科大学、京都大学農学部、米国バンダービルト大学医学部等を経て、1978年より筑波大学応用生物化学系教授。同大遺伝子実験センター長、先端学際領域研究センター長等を務め、99年に退官。83年に高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に初めて成功、世界的な注目を集める。90年、マックス・プランク研究賞、96年、日本学士院賞を受賞

「2021年 『コロナの暗号 人間はどこまで生存可能か？』 で使われていた紹介文から引用しています。」