カナダのセクシュアル・マイノリティたち: 人権を求めつづけて

  • 教育史料出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876524563

作品紹介・あらすじ

2003年6月、カナダ・オンタリオ州で、ついに同性同士の結婚が認められた。地道に一歩一歩のあゆみを遂げたカナダの同性愛者たち。その権利にむかっての道のりと偏見・差別をなくす取り組みを徹底リポート。

感想・レビュー・書評

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  • 2005年にカナダで同性婚が法制化されるまでの政治の流れを追った本。もう少しあとまであればさらにうれしかったけど、、でも今聞くと「カナダはすごくLGBTにオープンで優しい国」なのに、たった7年前には「議会のほぼ半分が反対」状態だったわけだ。裏を返せばの話だけども。

    日本で同性婚を可能にするのがぼくの夢だ。日本ではどうやって政治を進めることになるんだろう。そう考えながら読んだ。夢で終わらせなんかしない。

  • 著者はジャーナリスト。盛りだくさんで複雑な内容を、非常に読みやすい文章で端正に書いている。カナダのセクマイというピンポイントなものではなく、セクマイの社会化や運動史、カナダの人権運動全体について、カナダに限らず世界各国の動向、と多方面に取材している。「カナダから見る…」とかするともっとこの本の内容がよく表されるかもしれない。

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著者プロフィール

1943年横浜生まれ。73年よりカナダ・トロントに移住。84年、日本経済新聞トロント支局に勤務。現在はフリーランス・ライター。著書に『カナダ生き生き老い暮らし』(集英社)、『カナダのセクシュアル・マイノリティたち―人権を求めつづけて』(教育史料出版会)。

「2010年 『日本人の国際結婚 カナダからの報告』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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