子どもの脳を育てる栄養学 (学術選書 2)

  • 京都大学学術出版会
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876988020

作品紹介・あらすじ

世の中栄養ブーム.でも,いくら食べても身につかないものがあること,知っていますか?脳と脳以外の体の部分では,必要な栄養素やその使われ方がずいぶん違います.心や知性を育むには,脳独自の栄養学が必要です.栄養が脳の発育に及ぼす影響を出来るだけ平易に解説した,「頭のよい子」を育てる「頭の良いお母さん」のための栄養学.

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 脳に影響を与える栄養素について、かなり詳しく書かれている。 専門すぎるくらい。

    食事について、良いもの悪いものを紹介しているが、結論からすると、バランス良く摂取することである。

    --
    ・生後6カ月以降はおやつも大事。卵や牛乳を使ったビスケットのようにタンパク質が混じったものがよい。
    ・発育時にアミノ酸サプリメントはよくない。過剰摂取になる。
    ・脂肪の過剰制限は体の成長と脳の発育によくない。
    ・発がん物質のアクリルアミドは、ポテトチップスに多量に含む。
    ・卵は、子どもを含めて健常人であれば、2・3個食べても血中のコレストロールは上昇しない。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

大阪大学名誉教授、国際東洋医療学院学院長。

1931年大阪市生まれ。1956年大阪大学医学部卒業。同大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)。

大阪大学医学部助手、大阪大学蛋白質研究所助教授を経て、同教授。1993年4月から同所長を務める。1995年3月大阪大学定年退官。現在、大阪大学名誉教授。国際東洋医療学院学院長。専門は生物時計の生理学、脳のエネルギー代謝。



主な著書

「脳の栄養 脳の活性化法を探る」(共立出版ブレインサイエンス・シリーズ)、「脳と生物時計 からだのリズムのメカニズム」(同)、「頭がよくなる栄養学 情報栄養学のすすめ」(講談社ブルーバックス)、「『育脳』レシピ−−頭のよい子、やさしい子をつくる」(主婦の友新実用BOOKS)、「脳を鍛えて健康・長寿−−百歳時代を演出する還壮医学への誘い」(共立出版)、「脳に磨きをかける必須脂肪酸」(ケイ・ディー・ネオブック)など多数。

「2005年 『子どもの脳を育てる栄養学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中川八郎の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×